2024/8/26「関東ジュニア」
8/24-25、二日間にわたり群馬県高崎市で開催された、関東ジュニア大会が終了しました。
弊社クラブの白土新体操クラブからは神奈川県代表の一員として、個人種目の選手2名(+補欠選手1名)、団体種目1チームの合計7人が挑戦をしました。
結果は全国大会の切符に届きませんでしたが、この夏の選手たちの輝きが色あせることはありません。選手含め皆さん本当にお疲れ様!
次の挑戦は9月のクラブ団体選手権。大きな飛躍を遂げる時は一度かがみこんでジャンプをするもの。成長のチャンスとまだ伸びしろがあること、頑張っていこう!
2024/8/5「宮前平駅前で新体操レッスンが受けられます」
実は7月から宮前平駅前の「ノア宮前平」でも新体操教室を開講しています。3階スペースにて、金曜日に幼児向けクラス(現在7名)、水曜&金曜はマンツーマンレッスンなどを行っています。新体操を始めてみたいお子さん、お気軽にお問合せください 。
2024/8/2「関東ジュニア予選」
白土新体操クラブ、平塚で2日間にわたって開催された神奈川県関東ジュニア予選にて、個人2名、団体1チームが突破を決めました。今年も県代表として本戦(高崎市)に駒を進めます。たくさんの応援ありがとうございました。生徒保護者の皆さん、指導者スタッフの皆さんお疲れ様でした(僕は仕事の都合で1日目の途中までしか会場にいられませんでした)。本戦は3週間後、まずはしっかり体調を整え、またガンバー!
2024/6/7「等々力緑地再編整備」
今日は等々力緑地再編整備のオープンハウス型説明会に参加してきました。会場がプレスルームだったのでセットはそのまま。座ってみようかと思いましたが、注意される前にやめました。
スタジアムもサッカー専用になるし、毎年新体操の発表会イベントで使用させてもらっているアリーナも令和10年に一新します。
川崎市の方に話を伺ったところ、新メインアリーナは商業利用がより増えるため、一般が抑える抽選倍率はさらに激化しそうとのこと。なのでどうも非営利的な新体操はサブアリーナ(客席数600)に流れつきそうなので「せめて新サブアリーナには新体操マット設置を!」とささやかすぎる、お願いをしてきました。
2024/5/18「白土新体操クラブインスタグアム」
お陰様で運営する白土新体操クラブのインスタグラムのフォロワー数が増えてきました。
これからもクラブの楽しい雰囲気を伝えられたら幸いです。まだご覧になったことがない方は是非一度覗いてみてください
https://www.instagram.com/shiratsuchi_rg?igsh=MXV3aHBkMDh1MHR4bg==
2024/5/5「喜田純鈴さん」
今日は白土新体操クラブの事業で、特別講習会を行いました。ゲストに東京五輪代表の喜田純鈴さんにお越し頂き、お陰様でクラブ外のお子さんも含め100名近くが受講するイベントになりました。直接の指導や間近で見せてもらった技術は「こどもの日」の最高のプレゼントになったはずです、良かった良かった。
喜田さん、ありがとうございました。
2024/4/23「2024年GW開催の練習会ゲスト」
今年もミライポップ・アカデミー 白土新体操クラブは、GWに新体操の練習会イベントを開催します。ゲスト講師は昨年の松原梨恵さんに続き今回もオリンピアン。2020東京五輪でも活躍した「喜田純鈴(きたすみれ)さん」に来て頂けることになりました、生徒たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。
2024/4/1 「全日本チャイルド」
先月開催された、新体操の小学生日本一を決める大会「全日本チャイルド選手権」で全国6位になった白土新体操クラブの選手が、地元 宮前区のタウンニュースに掲載されました
よろしければご覧ください。
2024/3/4「全国大会の有無」
最近様々な観点から小学生のスポーツに「全国大会」は不要という議論(実際、柔道連は廃止)を見まして、色々思うことがあります。
そんな中、昨日小学生の新体操日本一を決める「全日本チャイルド選手権」が東京体育館で開催され、小学3·4年生の部で白土新体操クラブの選手が6位に入賞。選手、保護者の皆様、指導者の皆さん、お疲れ様でした。
僕は頑張りたい、チャレンジしたいと思う子どもがいる限り、運営側は大会を用意してあげたらいいと思っていて、あとそこに向かうかどうかは各ご家庭やクラブの考え方と判断に委ねる。それが多様性じゃないかなと感じています。
2024/1/8 「当たり前でないこと」
元日から1週間が経ちました。
あらためて、能登半島地震で被災された方、今なお死傷者が増えている状況にあり、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
大変辛く悲しく、正直私自身この数日は不安定な気持ちになりました。
東日本大震災の時や、6年前に父が亡くなった時も感じましたが、当たり前に過ごせている時間が、実は当たり前でないことを、こういう機会をもってあらためて感じます。1日1日を丁寧に生きたいと思います。
会社クラブの運営についても、今年はスローペースで丁寧に進めて行きたいと思っています。実は昨年こそ、この方針で行くつもりでいました。
2020年にコロナ真っ只中で創業し、イレギュラーをこなすことばかりでした。
昨年コロナが落ち着いたことで、まずは通常の運営基盤を安定させようと考えていたものの、やはり新しい案件に走り挑戦することを捨てきれず、途中で疲弊、自分も腰痛や病気など体調を崩し、結果的に周りにご迷惑をおかけした次第です。
そのため今年は取捨選択のバランスを考え、「現状維持」に注力したいと思っています。現状は「当たり前」ではなく、何もせず放っておけば、溶けてなくなる氷のようなものです。
この「当たり前」がある感謝、この「当たり前」がどうしたら長く続けられるかという努力を丁寧に行っていくことが、今年のテーマだと感じました。
今年も宜しくお願いします。
2023/12/30「2023年最後の仕事」
事務所の掃除終わりました。今年もありがとう。小さなオフィスですが、今年もこの空間で様々なことがありました。お疲れ様でした。よくやった。
2023/12/24「お蔭様の発表会」
12/23(土)、とどろきアリーナにて無事に36回目の発表会が開催できました。今年も師走のお忙しい中、500名以上の方にご来場頂きました。
シークレットゲストで登場して頂いた、元日本代表フェアリージャパン・オリンピック三大会出場の松原梨恵さんの演技・表現の美しさは、登場と演技開始の瞬間、水を打ったようになった会場と、憧れ見つめる新体操ガールたちの目の輝きが全てを物語っていました。
私は新体操に夢を追っています。新体操自体が明るいものであってほしいし(また自分もそうなるように貢献していきたいし)、子どもたちにもこのスポーツを通じてたくさんの夢を持ってもらいたいと思っています。松原さん、子どもたちにこのようなクリスマスプレゼントをして頂きありがとうございました。
あらためて、この3年間はコロナ禍で大変難しい運営でした。今年ようやく落ち着きいてきたかにみえたものの、風邪がインフルエンザが流行し、やはり残念ながらこの当日も3名のお子様が欠席になってしまいました。この日を目標に頑張ってきた生徒とご家族の気持ちを思うと、本当に胸が痛みます。また切りかえて頑張ってもらえたらと思う次第です。
開会の挨拶でも話しましたが、発表会は去年、節目の35回目を終え、お蔭様で今年36回目を刻み、また新たに歩き始めました。少しずつ積み上げ、また子どもたちの未来に繋がるようスタッフ一同努力していきます。
この新体操クラブ、新体操教室、この発表会は本当にたくさんの「お蔭様」に支えられています。
日頃から子どもたちに練習の場を与えてくださっている、ひばり幼稚園様やクラウドナインスタジオ様をはじめ各団体様に感謝。
また発表会は、ゲスト出演して頂いた「ミヤマエ新体操クラブの皆様」、「すすき野新体操クラブ」の皆様、松原さん、プログラム冊子に協賛を頂いた企業団体様、当日素敵なご挨拶を頂いた「川崎市体操協会会長福井様」、「ひばり幼稚園園長村山先生」、スタンド花を出してくださった皆様、今年も会場に素敵なフォトブースを作ってくださった保護者の皆様、指導者に贈る花束をご支援頂いた本当にたくさんの保護者の皆様、そして、この発表会の手伝いでまた集まってくれた卒業生(OG)は財産で、皆様への感謝・お蔭様を忘れてはいけないと思っています。
また運営側の話になりますが、発表会自体は3時間余りで終わりますが、計画自体は夏から始まり、指導者スタッフたちが準備に労力を費やしてくれています。とどろきアリーナ開催は8年目でベースはあるものの、毎年最後の最後まで緊張が抜けることはありません。時に計画通りいかないこともある中、大袈裟に言えば毎年続けられていることは奇跡の連続だと思っています。ですから福井会長のご挨拶で「これは当たり前のことではない」という言葉を聞いた時、色々な想いがこみ上げました。
発表会は今年も卒業していく生徒がいたり、温かなご支援のもと1年4ヶ月活動した、ウクライナボランティアクラスもラストダンスとなりました。とはいえ、彼女たちが踊る「人生」という名のステージで表現していくダンスはまだ始まったばかり。ここでの出会いと経験が次へのプロセスになっていくことを心より願っています。
今年も一生懸命な子どもたちの姿が、その数だけ素敵なドラマを生んでくれました。来年はまたどんなドラマが生まれ、子どもたちの成長が見られるのか、今から楽しみです。
この仕事に携われることは私自身が幸せで、感謝しかありません。本当にありがとうございました。
2023/12/9「ウクライナボランティアクラス活動終了のお知らせ」
始まりがあれば終わりもあり、スタートの時告知したわけですから、こちらの内容も報告します。
ウクライナ避難民女児向けに活動してきた無料の新体操教室が、今年の12月いっぱいで終了することになりました。今月、とどろきアリーナで開催する発表会が、この教室の最後の活動になります。
昨年8月、なんとか活動場所の確保、協力して頂ける新体操の先生も決まり、また白土新体操クラブの保護者の方々からも子どもたちに献品頂くなど、沢山の支えのなか開講しました。お陰さまで生徒は徐々に増え、毎週7人が集まる教室になりました。
1年4ヶ月、毎週活動する中で送迎されるウクライナ人ご家族同士にもコミュニティができました。
昨年の12月は横浜のクリスマスイベントに行ったり、今年の4月には溝の口のお寺で子どもたちが踊り、紙芝居を楽しみ、風船を持って走り回ったり、絵を描いたり、私にとっても温かい思い出になりました。
最近、他のニュースに押しのけられるように、ウクライナの報道が減りました。国が運用する避難民向け支援サイトの終了も決まりました。でも戦争と避難民の厳しい生活は終わっていません。
それにもかかわらず、この新体操教室すら終了することになりました。できれば、この子どもたちがもう少し大きくなり、もっと日本の生活に慣れ、自然にこの場所から卒業していくタイミングまで続けていきたいと思っていました。
残念な思いを抱えながら、9月末、保護者の皆さんにこの旨をお伝えしましたが、逆に皆さんからこれまでの感謝の言葉を頂いてしまい、それがまた申し訳なく、感極まりました。
具体的ではないものの、今後も何かあれば個人的にも助けになりたいと思っています。ウクライナの皆さんに安住と幸せを。
また、ここまでこの活動を理解し応援してくださった皆さまありがとうございました。
2023/11/27「第36回発表会のご案内」
今年も「とどろきアリーナ」で発表会を開催します! 元気いっぱいキラキラした子どもたちの演技をお楽しみに。
※「在籍中の生徒・保護者(カルッツかわさきクラス含む)」、「ご来賓の方」、「入会・体験レッスンご検討中のお子様とそのご家族」、「OGとそのご家族」、「賛助出演される方のご家族」以外の方は、ご入場頂けませんのでご了承ください。
※「入会・体験レッスンご検討中のお子様とそのご家族」は事前予約にてご入館頂けます。白土新体操クラブホームページの申込フォームから事前予約をお願いします。
(事前予約〆切2023/12/20(水))
お問合せ:044-982-1020
(NPO法人ミライポップ・アカデミー事務局)
2023/11/25「発表会まで1ヶ月」
今日の午前は「とどろきアリーナ」で約1ヶ月後にある「発表会」の打合せでした。
発表会は毎年夏ぐらいから話し合いが始まり、例年ベースはあるものの、この一ヶ月前の打合せが来ると「さあいよいよ」と緊張感が出てきます。
発表会は生徒・保護者、来場される方皆さんに満足してもらえるよう、魂をかけた一年の集大成イベントです。
今年はバタバタしてて紅葉にも気付けなかった感、秋も終わる寒々しい今日、やっと見られた気がします。
2023/11/20「地元に感謝」
個人的に「宮前平のホットステーション」だと思っている、地元の老舗不動産会社 電通ハウジング 宮前平本店 さんが、白土新体操クラブのチラシを置いてくださっています、本当に感謝。白土新体操クラブも地元地域に支えられて36年、たくさんのお陰さまの気持ちを忘れず、より長く続けていければと思っています。これからも宜しくお願いします。
2023/10/9「例のアレ」
今年も例の「アレ」が近付いてきました。生徒たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。
2023/10/9「川崎市のダンスイベント」
10/7(土)川崎市民プラザにて「Dance Connection 2023 in Kawasaki」が開催され、白土新体操クラブは初めて参加させて頂きました。日頃練習や試合で慣れたマットとは違い、とても狭いスペースでしたが、生徒たちは一生懸命頑張りました。競技的な新体操もいいですが、
私個人的には、ショーとして楽しむ新体操も好きで、こういった形で普段見る機会が無い方にも広めて行きたいと思っています。
2023/10/5「カルッツかわさきクラススタート」
満を持して「カルッツかわさき」の新クラスが昨日10/4からスタートしました。
今年1月にお話を頂いて以降、やっとどうにかお陰さまで形を成しました。
週1回の初心者向けのクラス、川崎区にも新体操の楽しさを広められるよう頑張ります。
2023/10/2「令和5年度下期スタート」
下期開始。インボイスが始まりましたね。クラブ的にはまた年末「とどろきアリーナ」で開催する発表会に向けて準備が本格化します。10月からは川崎区の川崎市スポーツ文化総合センター「カルッツかわさき」での新教室もスタート。他にも色々ありますが、下期からまた気持ちを切り替え頑張ります。
2023/8/31「カルッツかわさきクラス開講のお知らせ」
昨年12月の発表会が終わり、間もなくして1月、川崎市川崎区の総合スポーツ施設「カルッツかわさき」様よりお話を頂きました。
今年10月からの提携事業が決定。
「カルッツかわさき」にて週1回水曜日、初心者向けの新体操教室をスタートします。これまで弊社は宮前区を中心に活動してきましたが、川崎区の子どもたちにも新体操にふれる機会が作れることを嬉しく思います。
まずは9/13(水)に体験会を行います。ご興味ある方は、カルッツかわさき までお問合せください。
-お問合せ先-
カルッツかわさき 044-222-5211
2023/8/29「関東ジュニア本戦結果」
8/26-27の二日間にわたり、栃木県の県南体育館で新体操の関東ジュニア大会が開催され、「白土新体操クラブ」は神奈川県代表として、次のステージ、全日本ジュニアの切符をかけて挑みました。
5人で行うボール演技の団体種目、全日本ジュニアへの出場枠は「6」。白土新体操クラブは23チーム中7位入賞でした。あと一歩及ばず、6位との点数差は僅かに0.05でした。
残念でしたが、9月に出場する別の大会、「全日本クラブ団体選手権」の結果次第では、まだチャンスがあるので、選手も指導者も既に気持ちは切り替わっています。
また個人種目は白土新体操クラブから2名が出場し、一人が決勝進出の結果64名中25位(全日本ジュニア出場枠は10)。こちらも残念でしたが、高校生や中学高学年にまじって、中学1年の選手がよく頑張りました。
私は2日目が通常業務だったため、応援に行けたのは1日目だけでした。この写真は1日目の終わり、選手にエールを送った後、栃木に魂を置いて帰る際の体育館です。
全てはプロセス、次に繋がるよう応援していきたいと思います。
さあ夏から秋に変わっていきます。
2023/8/26「関東ジュニア本戦始まる」
栃木県に来ています。今日明日と二日目、新体操の関東ジュニア大会です。白土新体操クラブからは個人2名と団体1チームが出場。全日本をかけての勝負はこの夏の最終章。選手たちにエールを送ります。 ガンバー!!
2023/8/17「いよいよ関東ジュニア本戦」
8/26-27(土日)、栃木県で関東ジュニアが開催されます。弊社の白土新体操クラブ@shiratsuchi_rg (宮前区)から、神奈川県代表として、団体1チーム、個人2名が出場します。全力応援、みんな出し切れ!やり切れ! 選手皆様のご健闘を心より応援しています。
PS この広告を制作してくれたデザイン部担当、いつもありがとうございます。
2023/8/2「神奈川県関東ジュニア予選」
神奈川県関東ジュニア予選が終わりました。お陰様で白土新体操クラブの団体チームは優勝、個人種目も二人が入賞(6位以内)を決め、それぞれ神奈川県代表として、関東ステージに駒を進めることになりました。本当に良かった、まだ暑く熱い夏はしばらく終わりません。沢山の応援ありがとうございました。
2023/7/30「いよいよ関東ジュニア神奈川県予選」
明日からいよいよ関東ジュニア予選が始まります。白土新体操クラブからは個人13名、団体2チームが関東大会への切符をかけて挑みます。元気ハツラツにみんな頑張れ!!
2023/6/23「100人カイギvol.3が終わり」
先日「宮前区100人カイギ」に登壇させて頂きました。貴重な機会を与えてくださった運営の皆様、聞いてくださった皆様、ありがとうございました!
2023/6/15「もうすぐ100人カイギvol.3」
6/20(火)18時半スタートの「宮前区100人カイギ@宮崎こども文化センター」にて10分ほどスピーチします(しばらく腰痛続きで、出られるかどうか、運営の皆さまにはご心配とご迷惑をおかけしました)。100人カイギは登壇者の話を聞くだけでなく、地元の方々と交流が持てるアットホームで楽しい集いです(僕自身、傍聴者として3回参加しました)、良かったら気軽にお越しください
2023/5/17「新体操マットスペース拡張」
少し前、4月下旬の話ですが、GW、白土新体操クラブの強化練習会前に奮発し、新体操用マットのスペースを拡張しました(画像手前半分の2列です)。まず何よりご提供頂いたH様、またまたお世話になり、本当にありがとうございました。お陰様でより多くの子どもたちが安全に練習できるようになりました。
…思えば7年前、初めてクラウドファンディングで、マットを導入しました(そのマットは画像奥の物です)。
神奈川県の新体操クラブの数は、大小合わせると50近くあるのですが、その中で新体操マットがある練習場は、実は片手で数えられる程度しかありません。まして川崎市内には「とどろきアリーナ」と「カルッツかわさき」という大会場を除いてはゼロでした。
そのため、選手はマットを踏みたい一心で、県外のクラブの練習に遠征するなどは当たり前。…いや、何を熱くマット!マット!と言っているのかというと、サッカーでいう土のグラウンドではなく、芝の環境を追い求めた話だと思ってください。
当時クラウドファンディングでは、たくさんの方からご支援を頂きましたし、またマットを置かせて頂く体育館などそうそう無い中で、ありがたいご縁があったり、数々の「お陰様」に感謝ばかりでした。その中で、ちょっと1人挙げるのは、友人で元会社同僚のI氏で、 この時はI氏に声をかけてもらい、朝6時、銀座のホテルで始まるビジネス交流会に参加、緊張する中、様々な企業代表者様に、新体操について、子どもたちにとってのマットの重要性について、&クラウドファンディングやってますアピールをさせて頂きました。I君その節は本当にありがとう。
この前「事務局さんマットありがとうございました」と、わざわざ子どもたちが整列してお礼を言ってくれて、内心ちょっと泣きそうでした。
冒頭で述べた強化練習会というイベントには、選手選考会というものもあって、審査はもちろん指導者たちがしますが、合格通知は私がメールでお母様方に送るんです。
初めて合格して、親子で喜んでいる姿なども送ってきてくれた方がいて、それを見てしまったもう、この子たちのためにどれだけでもやってやろうと思うじゃないですか。という話でした。
2023/5/16「100人カイギvol.3」
3回目の宮前区100人カイギに参加しました。毎回皆さんの話は興味深く、刺激を頂いています(ハードルも上がってます 笑)。ご指名頂き、自身も来月6/20(火)は登壇予定、会社やクラブ運営について、拙くも自分なりに思いの丈を熱く話すので、良かったら温かな目で聞きに来てください。
2023/5/10「新体操指導者」
なんべんも出てくる、永遠のテーマで「新体操指導者」という物心ともに過酷なステータスを何とかしたいという、やや無謀な考えを諦めきれず、今日も色々な想いや現実との小競り合いです。
一般的には薄給、夜不在、土日も不在、自分の家族の理解無くしてできない仕事を「好きで選んだ道だから仕方ない」と、自分には言い聞かせられたとしても、クラブの代表や運営者がそのまま放置していては、あまりに未来がなく、誤解を恐れず言えば、無責任な話です。
大会だ試合だ練習会だ、それは選手になれた一握りの子どもたちの強化にはなっても、競技業界そのものの普及発展とは別の話です。
次の世代が指導者になりたいと思う土壌を作りたいし、指導者が育たなければ子どもたちも育たない。
だからこそ、弊社はテコを入れ続けているし、それがこのニッチな新体操界、多種多様にある中での「一つのモデル」になっていければ、という想いです。
広く言えば、子どもの頃選んだスポーツによって格差が生じる中で、この難しいテーマに僅かな爪痕で亀裂でも突破口が見えれば、事は次第に好転しそうな気はしているのです。
「できますか(できますかね)」じゃなくて「やるんです」。
2023/5/6「強化練習会with松原梨恵さん」
白土新体操クラブ、GW3日間の強化練習会が無事に終わりました。今年はロンドン、リオデジャネイロ、東京と3大会オリンピック代表のフェアリージャパン松原梨恵さんにお越し頂き、特別講習も開催しました。新体操少女たちにとって、かけがえのない思い出と経験になりました。松原さんは目が輝いていて素敵すぎました、どんな局面もポジティブに捉えることが大事。この他にも強化練習会ならではの催しでアスリートメンタルセミナー等も実施でき、充実したイベント開催ができました。本当に指導者スタッフたちの協力にも感謝します。
2023/5/5「R」
学生時代、弊社クラブで働いてくれていた「R」に昨日バッタリ会い、大変ながらも元気に社会人やっているとのことで、本当に嬉しかった。
就職2年目、それなりの気苦労やら何かあったらいつでも相談してね、また飲もう、と伝えつつも、内心「R」には心配無用と思っていたし、同時に違和感というか不思議な感覚があった。
「R」が就職した会社は、実際なかなかの大手で、周りから「どうしたらあんな会社に入れるんですかねー」や「資格いっぱいとったからですかねー」等、私の耳に入ってきたことがあった(心の声から「いいよなぁ」が漏れている)。
必ずしも人生が「大手=勝ち」とは思わないけど、そういった所に認められたのは事実で、凄いことは凄い。とはいえ「R」の子どもの頃からを知っている人は、あまり驚かないかもしれない。
器用でなくとも何でも一生懸命、それでいて明るく周りを笑顔にでき、かつ、わきまえて場を読めるという点だけで愛される。
特にポイント高しと思っていたのは、ひねくれず「私やります」「やってみます」「こんなの考えてみました」と反応の早さと具体性、何より受け身にならずいつも意欲的であったこと。
ならば、どんな担当者だって欲しがるし、実際うちも正規雇用したかったという本音もポロリ(笑)。
「R」の人間的な魅力は本人の努力もあるし、またそれを応援してくれた家庭や仲間、環境もあると思う(補足で語弊なく言いたいのは、環境に恵まれずとも素晴らしい方はたくさんいるという点を付け加えます)。
一方で、これを表面だけ見てただ「いいよな」とか「うまくやったな」など思うのは、満たされない気持ちが他人に向いているからで、それは寂しく感じるもの。
「R」は大学時代、2年生からチアリーディング部のキャプテンを任せられ、チームを全国大会まで導いた。応援で代々木体育館に行かせてもらったが、「R」はニコニコしながら激しいバク宙などのチア(応援)を舞っており、応援に行ったのはこっちなのに、逆に応援されているような不思議な感じだった。
で、バッタリ「R」に再会し「それなりの気苦労やら何かあったらいつでも相談してくれ、また飲もう」の違和感。
この言葉は「R」を反射して自分に返ってくるようであり、正直、最近特に忙しいことや、ちょっと参ることがある中で、逆に「頑張れ頑張れ」と応援されているような感覚だったんだなと、少し経ってから気付いたという話です。
Youtube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、Youtube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Youtube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.
2023/4/28「100人カイギvol.2」
先日開催された、第2回目の宮前区100人カイギの模様がイッツコムチャンネルのYouTubeにアップされていました。温かなムードの中、色々な方と交流が持てて素晴らしいなぁと思います。6月は私も登壇させて頂くので楽しみです。
2023/4/19「避難民助成金」
弊社ミライポップ・アカデミーがウクライナ支援事業で日本財団に申請していた助成金がようやく通りました。
これで、避難されてきた子どもたちに向けて、より充実した支援が行なえます! もちろんお金のためにやっているわけではありませんが、全てボランティアでは続けられません。
昨年8月からスタートし、テレビやラジオ、誌面で取り上げられることはありましたが、公的かつ物理的なものとして認められたのは今回初めてのような気がします。頑張ります。
2023/4/8「平和を願うなかまたち②」
今日は、溝口の大蓮寺で開催された「平和を願うなかまたち」というイベントに参加しました。ウクライナボランティアクラスの子どもたちも元気に新体操の発表をさせて頂き、また日本での素敵な思い出ができました。心に傷を負って日本に避難されてきた皆さんですが、新体操だけでなく、こういった多くの人たちの関心とご協力によって、救われる部分がたくさんあります。
日本のお子さん、ウクライナのお子さん、言語も文化も異なる子どもたちが、紙芝居に夢中になり、シャボン玉を追いかけ、音楽に踊り、剣舞を真似てはしゃぐ姿。帰り際、ウクライナの皆さんから「楽しかった」という声を聞き、胸が熱くなりました。主催して頂いた「もっちぃさん」、あらためて、ありがとうございました。
2023/4/2「平和を願うなかまたち①」
4/8(土)14時〜15時半@大蓮寺(溝の口)、イベントのご案内です。紙芝居パフォーマーの「もっちぃさん」からお誘い頂き、弊社が避難民女児向けに開講している、ウクライナ ボランティアクラスの子どもたちが新体操の演技をすることになりました。「お寺で新体操」…そんな意外な組み合わせが新しい(笑)。色々な楽しい催しもありますので、ぜひお気軽にお越しください
2023/3/29「宮前区100人カイギスタート」
昨夜、宮前区の「100人カイギ」に参加しました。全国各地域で開催されているイベントで、昨日は宮前区の第一回目。その地域で活動されている方々が毎月5人ずつ登壇し、それぞれの話を聞くのと、傍聴する人たちも互いに交流があったり、なかなか濃密な時間でした。全20回開催されて、5人×20回=100人になったら終了。長く宮前区に住んでいながらも、中々地域との繋がりは持てないので、こういう場はありがたいです。声がけしてくれたIさん、感謝。久しぶりに再会した方や、リアルで初めて会った方、今後とも宜しくお願いします。私は6月に登壇予定なので、「オジサン、新体操を語りき」…楽しいスピーチになるよう頑張ります。温かな目で見てください。
2023/3/26「川崎北法人会加入」
ミライポップ・アカデミーが川崎北法人会の正会員になりました。まもなく新年度が始まるにあたり、会社も少しバージョンアップです。
今年に入り、法人会には2回ゲスト参加させて頂きました。川崎市内の他業種それぞれの代表者様たちと話す中で色々な気付き、勉強になることや刺激がたくさんありました。
新体操クラブは、大会成績も求められますが、それだけでなく運営面も強固で安定したものが必要です。そのために社会を知り、成長し続けることが10年後20年後に繋がります。遅ればせながら、インボイス登録通知書も届き一安心。
2023/3/22「新体操を始めてみませんか」
宮前区で活動する「白土新体操クラブ」、週1回から始められるエントリークラスの生徒募集中です。お気軽に 044-982-1020 までお問合せください。(DM、ホームページのお問合せフォームからでも大丈夫です)
2023/3/1「ドキュメンタリー番組③」
一部Yahoo!ニュースとFNNニュースに掲載されました。
2023/2/26「ドキュメンタリー番組②」
フジテレビ「ザ・ノンフィクション」についてご案内です。
前編・後編の2週にわたり、放送される「たどりついた家族2」の回、今日、前編が放送されました。
弊社が開講する、新体操ウクライナクラスのレギナちゃんが出ていて、ひと際感情移入した部分はありますが、それを差し引いても、日本生活での葛藤、引き裂かれる家族の思いに、ただ目が潤みました。
来週の後編では、レギナちゃんが新体操を楽しむ模様も少し放送されます。ただ、この大きな悲惨さを思うに、うちの新体操がどう取り上げられるかはどうでもよく、ただ単純に平和とこれらの家族の幸せを祈りたい、そんな気持ちになった次第です。
今日の放送は以下のリンクから視聴頂けますので、よかったらご覧ください。
【フジテレビTVer】
https://tver.jp/episodes/epfaq8xb12
次回放送
3/5(日)14:00~14:55(フジテレビ)
2023/2/22「新体操エンタメの道を考える?」
新体操がサーモンだとします。よくスーパーの「にぎり寿司コーナー」に売っている「サーモンづくし」はサーモン好きの家族にはたまらないですが、そうでなければ途中で飽きてしまいます。僕は日頃から頭の中がサーモンづくしになっていました(鮭瓶含む)。サーモンは確かに美味いけど他のネタも食べたい。先日、人生で新体操に1ミリも関わったことがない方と話す中で、こんな当たり前のことに気付かされました。悔しいけど現実です。
Youtube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、Youtube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Youtube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.
2023/2/20「ドキュメンタリー番組①」
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」。ウクライナからレギナちゃん(6歳)という女の子が日本に避難しており、弊社ミライポップ・アカデミーが昨夏から開講している、新体操のボランティアクラスにも参加されています。その練習や発表会の模様であったり、祖国を追われたこと、日々の苦しい思いなどがドキュメンタリーで放送されます。宜しければご覧ください。
3/5(日)14:00〜14:55 フジテレビ(新体操の放送有り)
2023/2/4「新体操指導者募集中」
ミライポップ・アカデミーでは、今年も新体操の指導者を募集します。今年の募集は週3回以上です。興味のある方はお問合せください!
2023/1/30「宮前平オフィス完成」
お陰様で、弊社のオフィスが宮前平に誕生しました! コロナ、最初の緊急事態宣言とほぼ同時期に創業したため、一時は大変な時期もありましたが、どうにか皆様に支えられ、3年目でようやくここまできました。ここからが新たなスタート、新体操のさらなる普及発展と社会貢献、健全なクラブ運営、いずれも力を入れていきます。今後とも宜しくお願いします!
2023/1/11「新しいチャレンジ」
本日は「カルッツかわさき」様からご招待を頂き、色々と話をさせて頂きました。弊社ミライポップ·アカデミーの今年の新たなチャレンジの一つが薄っすら見えました。
Youtube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、Youtube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Youtube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.
2023/1/1「元旦にあらためて思う初心」
これは2021年の秋に「NPO法人日本ビデオアルバム協会」様が制作されたYou Tubeになりますが、気がつけばお陰様で今日時点、11,000の再生回数を越えていました。
私がやたら「白土新体操クラブ」、「白土新体操クラブ」とワードを出しますが、その「白土新体操クラブ」とは何者なのか一見にしかず、この動画はきちんとまとめてくださっています。
私自身、色々目先のことで忙しくなると、本質的なところを見落としがちなるため、自分でもたまにこれを見直し確認しています。今日は元旦ということもあり、たまたまそういう日でした。
クラブやミライポップ・アカデミーの公式Instagramでよく、「#白土魂」というハッシュタグを付けますが、その魂の意味も代表と副代表のインタビューにて表現できています。私はちょっと馬鹿なのかもしれませんが、日本の新体操界をより良くし、社会的価値を引き上げるために、色々なチャレンジやテストをしています。
今後もそれを確かなものにするために、まずは内堀であるクラブのマネジメントとイノベーションに力を注いでいきます。
2022/12/25「感謝と感動に包まれた35周年発表会」
12月25日、お陰様で35周年の発表会が無事終わりました。
師走のお忙しい中お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
また今年も保護者の皆様によるフォトブースの制作、企業団体様によるご支援、とどろきアリーナ様のご協力、4年ぶりにゲスト出演頂いた東京女子体育大学様など、たくさんのお力添えをありがとうございました。
「感謝」と「感動」の局面がたくさんありました。
毎年必ず、長く在籍し発表会をもって卒業する生徒がいます。様々な経験を経て、それぞれの想いを込めたラストダンス。
日本に避難してきたウクライナの天使たちの無邪気な演技。新体操の時間では少し心の傷を忘れることができるそうです。
ゲスト出演頂いた、東京女子体育大学の圧倒的に完成された世界観は、まさに「魅せて」頂きました。
演者で言えば、全クラスの子どもたち全員が主役です。競技選手であってもなくても、それぞれの子どもに目標があります。
親御さんは我が子への期待と不安が入り混じる中、「頑張れ!頑張れ!」と心から応援をしています(私も一児の父なので分かります)。あの会場内には、参加した180名以上の子どもたちの分、親御さんのさまざまな想いが存在していました。この発表会を通じ「お子さんの成長した姿」を見て頂けた時、それは私たちにとっても「感謝」と「感動」になります。
運営にあたっては、裏方の新体操指導者とOGたちの結束も欠かせません。
「主役の生徒たちが最高の発表会を経験できるよう、僕たちも最高のパフォーマンスで支えよう。」
朝の集合時、全員に声掛けしましたが、やるべきことはみんな分かっています。今年も20名ほどが連携しながら会場を奔走しました。こうしたOGの姿を見ると嬉しさと感謝がこみ上げます。これからもOGたちが「たまに帰りたくなるクラブ」を運営していきたいと、あらためて思った次第です。
35年続けてきて、これまでで一番多い約800名のご来場者数でした。本当に皆様に支えられて成長してきました。一部行き届かない点もありましたが、反省しまた来年にいかします。
私は受付(1階ロビーあたり)に立っている時間が長かったのですが、小さいお子さんからご高齢の方まで、たくさんの笑顔が行き交い、今年もたくさんの「感動」と「感謝」を頂きました。
中には今回「初めて新体操を観た」という方も多く、こういった機会を経て少しでも、新体操の普及に繋がっていければ本望です。これからも地域に根差し、子どもたちに一生懸命新体操を指導していきますので、宜しくお願いします。
皆様良い年をお迎えください、本当にありがとうございました。
2022/12/18「ウクライナ避難民の子どもたちに捧げられたクリスマスイベント」
元DeNAベイスターズのラミレスさんが主催の「VAMOS TOGETHER」と横浜市がコラボする、ウクライナ避難民を支援するイベントに参加させて頂きました。
イベントは子どもたちファーストの温かさ、クリスマスムードにて自然と笑みが溢れる素敵な時間でした。
私たち「NPO法人ミライポップ・アカデミー」は、ウクライナから避難されてきた子どもたちを対象に、8月から「フロンタウンさぎぬま」にて、毎週月曜日1時間、リボンやボールを使った無料の「新体操」レッスンを行っていますが、今日はそこに集う元気な子どもたちも演技をさせて頂きました。
スポーツ「新体操」の楽しみを通じ、子どもたちに少しでも「心」と「体」のサポートができればと取り組んでいます。
これからもウクライナの平和を祈っています、ありがとうございました。
2022/12/17「新体操がまだやれること」
Bリーグ ブレイブサンダース 試合前のライトアップステージにお招き頂き、弊社クラブの白土新体操クラブ選手たちが出演してきました。
360度観客に囲まれたバスケットコートの「とどろきアリーナ」は普段、試合や発表会で経験する会場とは全く別物、選手たちの心臓が試される舞台でしたが、当の選手たちは緊張なんてなんのその、堂々たるパフォーマンスを披露してくれました。
会場はホームゲーム、音響、照明、爆裂炎の迫力ある演出は、やはりプロスポーツの素晴らしいところ、新体操もこれからの未来を創造すれば、見習うところが本当にたくさんあります。
見せ方、魅せ方、そして人が集う。物の価値とはこういうものだと、再認識した一日でありました。
新体操、まだまだやらなくてはいけないこと、やれることがたくさんあります。
2022/12/13「刺激注入」
宮前区の野川に「宮山スポーツプラザ」という民営の体育館があるのですが、本日は社長様に貴重なお時間を頂戴しました。地域とスポーツの繋がりについて勉強させて頂き、また民営で体育館運営を始められた時の勇気(身近に前例がないことを始める勇気)など刺激を頂きました。
弊社クラブも新体操を通じ、様々な試行錯誤をしていますが、今後も慎重かつ具体的なチャレンジをしていきたいと思います。
2022/11/17「ラジオ出演(アーカイブ)」
先月、かわさきFMのラジオ(ぐるっ人川崎)に出演させて頂きましたが、その録音アーカイブが公開されていました(全く気付かず)。
ウクライナ避難民の子どもたちへの新体操ボランティア活動の話や、これからの新体操の未来への思いの丈を話させて頂きました。
もう一人のゲスト「酒井知子さん」は、日本茶インストラクターで、それこそお茶のように温かく癒されるお人柄でした。ぜひ酒井さんのトークも聴いてください。
新体操と日本茶も何かコラボできれば面白いですね。
2022/11/3「屋外の新体操」
10年ほど前、この「新体操」という特殊な世界に入った頃、たまたま何かで見かけたこの画像(1枚目の写真)に感動しました。「ストリートに映えるアスリート」とでも言いましょうか。
新体操は「天井が高くないとできない」、「でも外じゃできない」、「ルールは難しい」と、元々、制約だらけの印象でしたが、この画像は全て吹っ飛ばす衝撃でした。
ラフな日常景色にリボンが踊る。ミスマッチではなくギャップの良さです。
いつかストリートバスケのような、こんなパフォーマンスが見られたら…と憧れを持ちながら年月が経ちました。
本日、お世話になっている地元幼稚園のお祭りに、白土新体操クラブが参加することになりました。
しかも馴染みのある体育館ではなく、園庭での演技とのこと。街風景ではないものの、新体操が屋外に飛び出しました。
風や寒さが心配でしたが、見事な秋晴れの中、子どもたちは元気いっぱいに演技を披露してくれました。
幼稚園との架け橋になってくれている副代表にも感謝、頑張った子どもたち、準備にあたったお母さん方にも、本当に感謝です。
規模は小さくても、少しずつ叶っていくことに幸せを感じます。
Youtube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、Youtube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Youtube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.
2022/10/6「ラジオ出演(思いの丈の補足)」
昨日約1年ぶりに、かわさきFMラジオ「ぐるっ人川崎」に出演させて頂きました。 パーソナリティの 山下 めぐみさん、ご一緒させて頂いたゲストの 酒井 知子さん、ありがとうございました。
酒井さんの、日本茶への思い、取り組み、私にとってはどれも新鮮で、私自身 日本人でありつつも恥ずかしながら、今までそこに深い意識を向けたことがなかったため、あらためて勉強になりました。素敵なHPも運営されていますので、ぜひご覧ください。
私のトークも思いの丈を発信しました。宜しければ自身が話している部分だけ切り取った動画もご覧ください。
私の話はウクライナのことだけでなく、今後の「新体操を取り巻く環境の改善」について、あれでもまだ話足りなかったため(笑)、ラジオの内容と重複しつつ、 補足として以下書きます。
-----------------------------
NPO法人ミライポップ・アカデミーは、新体操の社会的な価値をもっと高めたいと思っています。
というのは、今回のウクライナ支援も最初そうでしたが、周りの一般の人は「なんでウクライナに新体操を?」という反応でしたし、もっと言えば新体操がどんなスポーツもあまり知られていないのが実状です。
今、運営している「白土新体操クラブ」のインスタのフォロワー数は3,600人ぐらいいますが、この内訳は ほとんど新体操に関わる人ばかりです。
単純に言えば、より多くの人に認知して頂き、新体操のファンを増やすことが、社会的価値を高める一つだと思っています。
新体操クラブの運営する中には、選手を目指している生徒もいれば、習い事ベースの生徒もいます(もちろん、ここに良し悪しはありません)。ただそれぞれ目標が違っていても、新体操を通じて「ちゃんと挨拶できるようになった」とか「一生懸命やり切った、頑張った」という気持ちを学ぶことは共通しています。
これだけでも十分かもしれませんが、私たちサービス提供をする側の人間が、これで満足をしていたら、先の発展は望めないと思っています。
そのための一つは社会貢献で、例えば、今回のようにウクライナ支援に繋がったことも結果的にそうだったかもしれませんし、今後、他にも高齢者施設に出向いて、新体操の一部分を活かし、怪我や認知症防止の体操に採用されたり等、様々な可能性があるかもしれません。
また新体操そのものの魅せ方というか、新体操はいわゆる「アートスポーツ」と言われるものですが、新体操ほど魅せるスポーツ、最近の言い方だと「映えるスポーツ」は無いぐらい、美しく、また一瞬の技が決まるかどうかのスリル満点な魅力があると思っています。
それなのに、まだまだメディアを通じて見て頂く機会は多くありません。
ですから、魅せる映像技術や演出も向上させ、もっとメディアに出してもらえるようにしたいですし、また一方で、新体操をとりまく環境、例えば、時間やお金、人、場所などのマネジメントもより良いものにしながら、うまくブランディングし、多くのファンが根付くようにしていきたいと考えています。
これらを具体的にどのようにして進めていくのか、いくつかの考えがあり、新体操の競技者、それを目指して今も練習に励んでいる子どもたち、あと指導者、審判、大会運営のスタッフなど、新体操に関わる人それぞれが、将来潤いをもってwin-winで生活できるような仕組みを、新体操クラブ同士の垣根、他業種との垣根を越えて、協力しあって作っていけたらと考えています。
全てのことに言えますが、やらない、諦めようと思えば、その理由をすぐに見つかりますが、僕はいつも「どうしたらできるか」を先に考えたいと思っています。
これこそが新体操をより新しいステージに導く「新しい新体操」=「新・新体操」を作っていけるかに繋がります。
そしてこれが、この川崎市から生まれたら「なおいいなぁ」と思っています。
以上、思いの丈の補足でした。
2022/9/18「ウクライナボランティアクラスがタウンニュース(宮前区版)に掲載されました」
個人的にはインタビューを受ける気恥ずかしさもありましたが、今日のタウンニュース宮前区版に、ウクライナ ボランティアクラスが掲載されました。メディアの力もお借りしながら、少しずつ支援の輪が広がっていくことを期待しています。ぜひご覧ください。
2022/9/14「今日は月曜日?」
今、弊社の慈善事業で、毎週月曜日「フロンタウンさぎぬま」にて、日本に避難されているウクライナ人のお子さんを対象にした、無料の新体操教室を開講しています。
生徒は4歳から7歳までいて、毎週5-6人ほどが参加しています。
ある日のレッスン、練習開始から突然ワッと泣き出して、1時間 涙が止まらない生徒がいました。
一歩出ると凄惨な光景、家の車も目の前で爆発し、砲撃の中を逃げてきた時のことが、たまにフラッシュバックされ、涙が止まらなくなるそうです。
言葉になりません。
突然平和を奪われた人の人生は戻らないそうです。もう帰ってもあの頃の日常はなく、特に子どもたちが抱える、トラウマやストレスは深刻です。
日本にいる間だけでも「せめて子どもたちにはスポーツや娯楽を我慢させたくない」という思いだけで、できることを始めました。
レッスンとはいえ、子どもたちがふざけていても、のびのびを優先し、プレッシャーにならないよう、講師も配慮しています。
小さい子は、毎朝起きると「今日は月曜日?」と母親に聞くという話を聞いて、泣きました。
続けていくと色々なことがありますが、この毎朝のお子さんの言葉だけでも、やる価値があると感じています。
2022/8/28「覚悟と意地が生んだ “快挙”」
8/27-28の2日間、茨城県で開催された「関東ジュニア大会」、神奈川県代表として、白土新体操クラブから出場した写真の選手(中3)が、個人種目で見事、決勝進出を決めました。
何度か順位・点数の速報通知が入り、壮絶な大健闘が伺えました。
2日間、4種目全てに集中し、いかにやり切りベストの力を出し続けたかが、帯同した副代表からの最後のLINE「全てノーミスだった」に表れていました。
まさにジュニア最後の年の「意地」と「覚悟」の凄み。心より称賛します。
全日本出場までは届きませんでしたが、関東ジュニア・個人種目での決勝進出は、白土新体操クラブ創設35年目にして「初の快挙」です。また一つ新しい扉を開けてくれました。
次はキャプテンを務める団体チーム。来月の中下旬に、全日本ジュニア出場のチャンスがある大会が残されています。
まだ終われない夏、くれぐれも健康に気を付けてもらい、次の健闘も一同応援しています。
2022/8/11「新体操・体操の未来への一歩」
埼玉県越谷市で開催された「ジムドリーム フェスティバル」に行ってきました。
第一回のこのイベントは、競技・大会ではなく、エンターテインメント思考のショーでした。
仕事柄、女子新体操の試合を見ることはあっても、恥ずかしながら器械体操や男子新体操をちゃんとライブで見たのは初めてで、そのド迫力に圧倒されました。
逆に新体操を初めて見た方もいたのではないかと思います。ショーは終始和やかで楽しい雰囲気にありながら、演者たちの技術は確かなものでした。
なんでも初めての開催は大変なものですが、このチャレンジは、体操選手が競技のためだけに生きるのではなく、新たな活躍の場を見い出す一歩になったのではないかと思います。
僕自身、新体操アスリートをプロ化出来ないかとか、新体操に関わる人たちが、はっきり言えば「もっと、ちゃんと食っていけるように出来ないか」、そんな未来を模索しています。そういった面からしても今回のイベントはとても刺激的でした。
ぜひ第二回の開催とますますの発展を望みます。
2022/8/1「ウクライナ避難民支援のボランティアクラスがスタートしました」
本日よりウクライナ避難民支援のボランティアクラスがスタートしました!
早速参加してくれた二人のお子さんが、ニコニコ楽しそうに新体操を習っている姿を見て、開講できて本当によかったと思いました。
レッスン終了後、皆さんに手紙も読ませて頂きましたが、日本に避難してきて生活が大変でも、子どもたちにはスポーツや娯楽を我慢をさせたくない、せめて週1回1時間のレッスンであっても、子どもたちには元気に楽しく、スポーツをしてもらいたい!
そういった思いで始めたクラスです。
練習着やボールは、白土新体操クラブのたくさんの方が、サイズアウトしたものなどを献品してくださいました。本当に感謝しかありません。
今のところ、参加予定の方はあと2名いて、計4名になる見込みです。
この2か月ぐらいでも、日本に来られる方はさらに300人ほど増え、7月末時点で1600人を超えています。
これからも少しでも力になれれば、幸いです。
2022/7/7「理由」
日本に避難中のウクライナの子どもたちに向けた「ボランティアクラス」のリリースを流した後、ある方から「なんでウクライナの子に新体操なんですか?」と聞かれ「あぁそうか」と思いました。
「ウクライナ=新体操大国」というイメージは一般的には浸透していないのかもしれません。
確かに私たちが「新体操の仕事をしています」と言っても「あぁ、鉄棒やつり輪とかですよね、オリンピックでよく見ますよ」や「白土さんがやってるのはバレエ教室ですよね」と言われることもあります。
新体操=ウクライナという(ブラジルと言えばサッカーみたいな)イメージは、新体操を生業とする私たちには自然でしたが、一般の認知度とはまだギャップがあるようです。
弊社は衣装の発注を全て海外に行っていますが、その中にはウクライナも含まれています。戦争が始まり、ウクライナのために何か役に立てることをしたいと思っていました。
たまたま、私たちの事業テーマが「新体操」で、私たちにできることが何かを考えれば、答えはシンプルでした。現在、会社やクラブのHPとSNSだけでなく行政の力もお借りして情報発信をしています。
長いスパンではありませんが、日本にいる間「新体操」が少しでも子どもたちの心のリフレッシュになれれば幸いです。
2022/6/25「奨励賞受賞」
本日「白土新体操クラブ」は、昨年度の全国大会での健闘にあたり、川崎市体操協会からのご推薦で、川崎市スポーツ協会より「奨励賞」を授与頂きました。
また今年も間もなく全国に向けた暑い夏が始まります。私自身も事務局として、理事長として、チームの支えになっていけたらと思いますし、クラブも、より一層川崎市の新体操、スポーツの未来に貢献できるよう頑張ります。
2022/6/23「チャレンジ」
今夏、新たなチャレンジを進めています。
大概のことは需要が高まったが故にアクションするのですが、今回は本当に需要があるかすら分からないこと、需要の有無を探るところから始めているので、本当にニッチな案件です。
とはいえ、そもそも会社で取り組んでいる「新体操」というジャンル自体がいつも重箱の隅をつついているような部分もあるので、それなりの免疫力はあります(笑)。
今、私たちがチャレンジしようとしていることは、日本にいる約1,300人の内のたった数人にささやかな幸せを贈れるかもしれないプロジェクトです。
2022/5/17「ステンレスボトル」
グッズ作りはスタッフも楽しみながらやっています。昨年末クラブ会員向けに作った、ステンレスボトルがなかなか好評です。エアコン完備の体育館とはいえ、これからの季節、水分補給は必須。
2022/5/7 「素敵なバレエ公演」
日頃クラブ生の指導でお世話になっている、 Y Dance Company 様よりお招き頂き、素敵なバレエ公演(ジゼル)を鑑賞しました。
美しさのみならず、これだけの作品を作り上げるパワーに刺激を頂きました。行けて本当に良かった。ありがとうございました。
2022/4/26「メイクポーチ」
ミライポップ・アカデミー&白土新体操クラブのオリジナルメイクポーチです。コロナ禍で生徒たちがメイク道具を貸し借りすることが無くなり、各自個人持ちすることが多くなったので制作しました。在庫は…ありません 。
2022/4/19 「活動場所の確保」
スポーツクラブを運営されている方は、活動場所の確保に苦労された経験があると思います。
ミライポップ・アカデミーが運営する「白土新体操クラブ」も例外ではなく、宮前区の某所にて新体操用マットを入れさせてもらい、固定で週6日間活動していますが、それでも練習場が足りません。
というのも、この2年間コロナ禍にありながら目立った退会が無く、一方、入会希望者は増え続け、今年は一部新規入会をお断りする結果になりました。
指導スタッフの数は何とか確保できているので、あとは子どもたちが練習できる場さえあれば…という話です。
新体操をする環境は少し独特で、ボールやリボンなどの「手具」を高く投げられるだけの天井の高さが必要になります。
そのため、バレエスタジオのように、テナントを借りて「鏡」と「レッスンバー」を設置すれば解決できる話でもありません。また真ん中に柱があると、妨げにもなります。
天井の高さは諦め、なんとかスタジオでも…と思い、この数か月当たっているものの、新体操は手具操作の練習で、クラブやフープを床に落とすこともあり、床が傷つくことを懸念するオーナーさんがいたり、もしくはワックスが塗られツルツルに滑る床だったり、…ではマットを導入して防止するかと言えば、マットは置かせてもらえない、仮に置かせてもらっても週1回しか借りられないといった状況です。
また「〇〇スポーツセンター」のような公共の体育館は、殆ど抽選制のため、なかなか毎週コンスタントな活動は望めません。
となると、やはり自前で体育館を建てるしかないかというと、最低でも13メートル四方の新体操マットがスッポリ入る専有面積などの規模を考えるとコスト面の厳しさもあり、現実的には難しくもあります。
こういった背景もあり、せっかく新体操キャリアを持っていても新体操教室がなかなか開講できない方の話も聞いたことがあり、後が育たない、新体操全体としても慢性的な課題、新体操の魅力をより多くの人、多くの子どもたちに広めていきたいという目標を持ちつつも、現実に立ちはだかる課題であります。
2022/4/11「飛び込んでからが勝負」
お陰様で「NPO法人ミライポップ・アカデミー」は無事3期目に突入しました。
正直、初年度などは「もろに」コロナ直撃でヒヤヒヤしましたが、被弾しながらも、なんとか滑空し続けられたことに価値を感じ、これからも臨機応変に対応していければと思います。
会社が運営する一つ「白土新体操クラブ」は、今年35年目になります。
この2年間、コロナ禍にあっても目立った退会がなく「選手クラス」は約110名の満員御礼です。その結果、唯一空きがあるのは、水曜日に週1回活動している「一般クラス」だけです。
新規の問合せを受ける度に、この一般クラスをご案内するのですが「…選手クラス空き無いんですか、じゃあ空くまで待ちます」と言って去っていく方がいて、とても「勿体ない」と思っています。
思った学部に入れなくても、その大学に滑り込めたら編入のチャンスがあるかもしれないし、憧れの会社に正社員ではなく、アルバイト採用だったとしても、その後の努力でステップアップの可能性はあります。
「選手クラス」でも、不真面目な生徒は試合のチャンスはありませんし、「一般クラス」にいても、目立って引き抜かれていく生徒もいます。
形はどうであれ、まずは飛び込むことが大事、入ってからが「勝負」だということを「知っているか」、「知らないか」、足軽でも秀吉が織田陣営に潜入したことが、成功への始まりです。
形にとらわれずチャレンジする気持ちは、会社としても忘れずに取り組んでいきたいと思っています。
2022/3/28 「卒業」
3月は旅立ちの季節、それは寂しくもあり、一方で門出を祝す時でもあります。
中西コーチは、小学1年生から 白土新体操クラブ に通い、大学からは指導者として帰ってきて、この数年はミライポップ·アカデミーのスタッフとしてもよく働いてくれました。長い年月、感謝の気持ちでいっぱいです。
一方で正直な話、これだけ長くかかわってもらって、白土新体操クラブが、この会社がどういう物か、どうあるべきか、どうなっていくべきかを本当に分かってるスタッフが抜けるのは本当に痛いです。
彼女の素晴らしいところは、選手現役時代も、一緒に仕事した時も感じましたが、
「今、何をすべきか」
「その時その時で何を求められているか」
それを分かっていて、行動に移せることです。
また反応が早く正確であること。さらに、こっちが「10までやってね」とお願いしたことに対し、期待以上の「12」までのことをやってくれる。
ふざける時はとことんふざける、しめるところは、徹底的にしめるというオンとオフの切り替え。
これは、どこに行っても引く手あまたであるはずです。
新体操はミスが起こりやすいスポーツで、彼女も現役時代は苦労したと思いますが、少なくとも、その時々での向き合い方、立ち振る舞いは、僕の知る限りノーミスでした。
4月から新しい環境、職場に行ったら、一旦ここのことを忘れ去るぐらい、没頭して頑張ってほしいと思います。
頑張れ中西コーチ!! 私たちはいつまでも貴方を応援しています。
2022/3/9「かわさきSDGsパートナー」
この度、 NPO法人ミライポップ・アカデミーは、川崎市より「かわさきSDGsパートナー」の認定を頂きました
これからスポーツ、新体操を通じ、より社会貢献の幅を広げていけるようスタッフ一同努めてまいります。宜しくお願いします。
2022/3/6 「スポーツでこそ競い戦い、認め合うこと」
日常的な物価高騰だけでなく、「新体操」に関わっていると、また違った形で戦争の影響を感じます。
ウクライナ、ロシア、ベラルーシなどは「新体操」の強豪と言われる国々です。
ミライポップ・アカデミーが運営する新体操クラブにもロシア人のスタッフがいますし、生徒保護者の中にはウクライナの方もいます。
その保護者と少しお話する機会がありましたが、言うまでもなく憔悴しきっていました。祖国のお母さんが、ポーランドに脱出できれば日本行きの準備が出来ている。でも、まだウクライナから出られない。
ロシア人のスタッフは、それはそれで可哀そうですが、彼女は負けずに毎日頑張って仕事しています。
今、それぞれかけるべき適切な言葉が見つかりません。
クラブには他にも様々な国の方がいて「新体操」という一つの目標に集い、小さいながらも平和な社会がここにあります。
世界もなぜ同じ地球市民として生きられないのかという「悲しみ」が胸を締め付けます。
このご時世に、なぜこうも簡単に「人の手によって」尊い命や物が失われていくのか、現実に思いたくない感覚があります。
かつてバレーボールやサッカーの強豪国だったユーゴスラビアが衰退した理由に、育成の機会と多くの才能が失われた戦争の影響は切り離せません。
ロシアやウクライナには衣装の発注でもお世話になっていました。
スポーツを心配する優先順位は後の方ですが、この戦地が、新体操界の中心の一つであり、また今後新体操の未来であるかもしれないことを思うと大変残念でなりません。
スポーツでこそ競い戦い、認め合うこと、それを忘れたくはないのです。
2022/2/6「情報発信時の注意」
名だたる武将たちが敗戦した主な理由は、大雑把に言うと「情報不足」が殆どだったらしいです。
天候、地形、敵の軍勢の数、身内の寝がえり可能性の有無、…挙げればきりがありませんが、やはり根性論だけではどうにもできないものがあります。
情報を受ける側としては、毎日様々な情報が流れる社会にあって、注意して取捨選択しなければと思う今日この頃です。
日常的によくあるパターンで、例えば「もう少し待ってください」が、感覚の違いで、1日待つの話なのか、1週間待つ話なのか分からないので、また聞き返さないといけません。
情報を発信する際に思うのは、「なるべく数字を盛り込むこと」。多分、数字以上に具体的で誰にでもイメージがつきやすい情報はないと思っています。
予備校講師タレントの林修さん曰く、授業が終わり「質問が来なかったら勝ち」という目標があるらしく面白いです。
私もリリース事項を流すことが多いのですが、いかに質問が来ない内容を流せるか、自分の中で「小さな戦い」があります、なかなか敗戦は尽きませんが。
Youtube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、Youtube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Youtube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.
2022/1/13 「アスリート・インフィニティ放送②」
今日 白土新体操クラブ出演で、今年2本目のアスリート・インフィニティの放送がありました。今回クローズアップして頂いたのは「団体チーム」。
新体操は個人種目、団体種目ともにそれぞれ異なった魅力があります。生徒の中には個人種目に憧れを抱く生徒も多いのですが、私の個人的な印象では、5人が連続して連携技に挑む団体種目の方が、スリルとスケール、技が決まった時の感動が人数分(5倍?)大きいものになります。また、それぞれメンバーの個性が一つに集中して生み出す「一体感」に深い感動を覚えます。
この番組では、個人アスリートに脚光が当たることが多かったので、今回このように団体競技として取り上げて頂いたことは、ありがたい限りです。ミライポップ・アカデミーとしても様々な形で新体操の魅力を発信していきたいと考えていますが、まずはこの2週連続放送で少し貢献でき、とても満足しています。
Youtube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、Youtube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Youtube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.
2022/1/6「アスリート・インフィニティ放送①」
このコロナ禍にあって、中々オファー頂くのは難しいのかなと思っていましたが、昨年12月、約1年半ぶりにBS朝日「アスリート・インフィニティ」の収録がありました。
年明け1/6(木)、満を持して(?)の放送は、東京五輪にも出場したフェアリージャパンの熨斗谷さくらさんをお迎えしてのマンツーマンレッスン。
技術だけでなく、食のアドバイスも頂けるので大変参考になります。
2週連続放送で、次回は1/13(木)、団体チームを取り上げて頂きます。この番組は基本的に個人アスリートにクローズアップするものですが、今回はお願いをし、団体種目を取り上げて頂くことに致しました(熨斗谷さくらさんが団体で活躍された選手であることもあり)。
次の放送が大変楽しみです。
2022/1/1 「かわさき市政だより(宮前区版)区制40周年特集 掲載」
今年も宜しくお願いします(喪中にて簡単な挨拶で失礼します)。
本日発行の「かわさき市政だより(宮前区版)区制40周年特集」の1面に、 白土新体操クラブを紹介頂きました。宮前区在住の方はご自宅に投函されるかと思いますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
誌面では、川崎フロンターレや川崎ブレイブサンダース等、川崎市を代表するメジャースポーツクラブとともに扱って頂き光栄です。35年前に小さな新体操クラブを母が個人で立ち上げ、一昨年に法人化、試行錯誤しながらも長くみんなで誠実に取り組んできた「ある種のご褒美」のようにも思えます。天国の父や昨年他界した祖母の喜んでいる顔が目に浮かびます。
今年もコロナ禍にあって慎重さは継続しつつ、いつも応援してくださる地元地域の大切な仲間への感謝は忘れず、前向きな気持ちを持って突き進んで行きたいと思います。
2021/12/26「SDGs 廃棄手具を使用したフォトブース(廃材アート)」
発表会から1週間経ちました。お陰様で、今年のクラブの活動·練習も無事に終わり、あとは年末の事務仕事が少し、なんとか平和に年が越せそうです(だといいです 笑)。
写真は今年の発表会でお披露目したフォトブースです。今年から新たにSDGsも意識するようになりました。鮮やかなグリーンの風船の随所に、使用されなくなった新体操の手具が散りばめられました。ただのフォトブースではなく、廃棄手具を使用した廃材アートにもなっています。
このアイデアは割と早い段階で思いつきましたが、いざ、じゃあ誰が作れるのか、手具はどう集めるのか等、考えるべき点がいくつかありました。
作製は幸運なことに保護者役員の中に、バルーンモニュメント制作のエキスパートな方がいて、全面的なご協力を頂き、本当に助かりました。
廃棄手具の回収は全クラスに呼びかけ、生徒保護者に提供して頂きました。壊れている物のリサイクル利用とはいえ、子どもたちの思い出が詰まった物なので「廃棄」や「廃材」といった言い方は、なんだか申し訳なかったぐらいです。
今年の発表会は、ミライポップ·アカデミー自分たちの力で!極力、内製化していければと思っていましたが、やはり様々な方のご協力があってこその成立でした。
発表会が終わってこの1週間、バタバタしていましたが、今あらためて深い感謝「お陰様」の気持ちを感じています。
2021/12/22 「34回目の発表会を通じての思い」
12/19、お陰様で34回目の発表会が無事に終わりました。開催から3日後の投稿、大変遅くなりました m(__)m
あらためて保護者の皆様、来賓の皆様、入会ご検討中の皆様、たくさんのご来場を頂きありがとうございました。また今年の発表会からは、このクラブの活動に共感して頂いた地元の企業様数社が協賛してくださり、それも格別の感謝であります。
一方で、一部のOGとその保護者の皆様につきましては、来場希望を多く頂きながら、コロナ禍ゆえにこちらで制限をかけ、お断りさせて頂くことになりました。あらためてお詫び申し上げます。
昨年の発表会は、より状況の厳しさがあって、無観客にて映像撮影の開催とさせて頂きました。
今年もまたオミクロン株という新たなウィルスが出てきたこともあり、引き続き緊張感を持たねばならないところでありますが、徐々に、大会試合、イベント等開催されるようになってきて、また皆様からのご理解を頂く中で、どうにか、観客有の とどろきアリーナにて2年ぶりの開催となりました。
例年、保護者の皆様は係で奔走されることが多かったので、「これからは、ゆっくり座って子どもたちの演技を見てもらいたい」という思いで、指導者スタッフとOGたち、外注した撮影スタッフ等あわせて、25名のチーム運営で発表会を開催しました。
声援は贈れず、拍手だけのものとさせて頂きましたが(途中、生徒たちの声があったものは、事前に録音した音源を流しました)、それであってもあれだけの盛り上がりは、私たちスタッフの想像を超えていました。
みんなこの時を待っていたのだと思います。閉会後、あるスタッフが発した「人に見てもらうことの有難み、人に見てもらっての成長」に納得しました。
「これが新体操なんだ」、そして保護者の皆さんが望んでいた「子どもの成長が見えることの喜び」を感じて頂けたのだと思います。
私たちは、来場する人が幸せな気持ちになれるホスピタリティ溢れた発表会を目指し、時間をかけて計画してきましたが、当日になり課題がいくつか見え、完璧とは言えませんでした。
それでも帰り際やアンケートにて、多くの人から、ありがたい感想を頂きました。
少しずつ目指している発表会に近づけている気がします。今後もコロナの有無にかかわらず、出来る限りのことはしたいと思っています。
長い文章になりすみません。
このコロナが始まってからの2年を振り返ると、NPO法人としても、新体操クラブとしても、毎日、判断を試されるような時間を過ごしてきました。
誰も何が正解か分からない中で、私自身、肩を落とした日もありました。それでも決めて舵を切らないといけない。
100人中100人に納得してもらうことはできない。では、せめて過半数の人が納得できる判断をするのがベストかと思いきや、必ずしもそれが絶対でもない時もありました。
例えば昨年の2月、緊急事態宣言が出る前に、私は2週間の全クラスの一斉休講を決めました。その時、たくさんのご意見を頂きました。
少数の方からは賛同を頂き、過半数の方からは、そうでない意見も頂きました。
それでもポリシーとして守るべきものがあるのであれば、やるしかありませんでした。
私には大事にしている2つの言葉があります。
①「得意淡然 失意泰然」
②「万事塞翁が馬」
どちらの言葉も、良いことがあっても、悪いことが起こったとしても、一喜一憂せず、ひたむきに対応していく…ような意味があります。そして個人的な話ですが、両方とも3年前に亡くなった父が、私に残してくれた言葉でもあります。
中々この通りには生きられないのですが、支えにはなってくれています。この2年間、この言葉に何度も助けられました。
困った時にこそ、どんな対応ができるのか、人生には限りがあり、それはこのコロナ禍ではより顕著で、限りある「時間」、「場所」、「環境」、「能力」の中で、いかに「知恵と工夫」、「努力と忍耐」でベストを尽くせるのかが醍醐味かと腹をくくりました。
このような中、今年は新たに「SDGs」の取り組みも徐々に進めています。
発表会では、SクラスAクラスの役員さんの協力を頂き、生徒たちが使用しなくなった新体操手具を使用した廃材アートの素晴らしい「フォトブース」を作って頂きました。これには生徒も保護者の人たちも大満足でした。
また今年は11月にSクラスの団体チームが、クラブ創設以来初めて全日本ジュニアに出場しました。初出場ながら、メンバーは物怖じすることなく堂々たる演技で大健闘しました。無観客、YouTubeライブ配信で躍動する彼女たちの演技を見た時の感動は忘れられません。
「この子たち、ちゃんとやり切ってるじゃないか。しっかり戦ってるじゃないか。」画面に向かって、頑張れ頑張れと祈りました。
私は指導者ではありませんが、生徒たちに伝えたいのは、
「頑張れば絶対に君たちはできる」
「頑張れば絶対にいい結果がついてくる」
ではありません。
大人になれば、必ずしもそうでないことを私たちは知っています。実際に努力が実ることは、どれだけあるのでしょうか。
このコロナ禍にあって、特に去年のリボン団体の子どもたちはかわいそうでした。
あれだけやったのに、大会自体が無くなってしまった。長年やってきたのに、発表会すらまともに出来なくなってしまった。
世の中、努力だけで乗り切れない、どうしようもない不条理なことはある。それは悔しいけど現実で、だからこそ知っておかなければならない。
では、その努力はなんのためのものだったのか、おそらく、その答えは「自分を信じる力を持つこと」。いつか辛いことが起こった時に「あの時私やれたじゃないか」を根っこに立ち向かえるかどうか。
だからこそ、結果だけとらわれるのはでなく、経過(プロセス)を頑張ることが大切になってくるのだと思います。
学校の勉強には答えや点数があれど、大人になると、決まった答えが無い判断を求められることがたくさんあります。
白土新体操クラブは、新体操を通じ、子どもたちに考えさせるトレーニングもさせています。自分を信じられるようになるため、プロセスにこだわり、努力と忍耐も経験させます。そこから知れる新体操の楽しさもあります。
また当クラブは幸せなことに、これらを経験し、理解を深めたたくさんの卒業生たちがいます。この発表会にも忙しい中10数名のOGが集まって、一生懸命働いてくれました(ダンスも見事でした✨)。
様々な新しい取り組みへのチャレンジは忘れてはいけませんし、大会に出ていい成績を取ることも素晴らしいですが、このクラブの何よりもの一番の強みは、ここに集ってくれるOGやそれを取り巻く、保護者皆様の温かな支えなのだと思っています。
これからも、この伝統が引き継がれていくように、力強くやっていきます。
2022年も宜しくお願いします。皆様の健康とご多幸を心よりお祈りしています。
2021/12/18「大学4年生最後のチアリーディングに感動」
大学4年のスタッフがチアリーディングをしており、全国大会出場にて代々木体育館へ応援に行ってきました。彼女にとって最後の大会でもあり、有難いことに招待頂きました。
アートスポーツに携わっていながら、恥ずかしくもこれまでチアリーディングをちゃんと見たことがなく、迫力に圧倒されました。こんなに素晴らしいエンターテインメントだったとは。
彼女自身も力強いアクロバットで華麗に魅せてくれました。ブラボー。小1から新体操を始めその道は中3でピリオドを打ったものの、培ったメンタルは継続され、今日またやり切った姿がありました。お疲れ様!
春からは新社会人、彼女ならどんな状況でも乗り切っていけるでしょう。これからも応援しています。
2021/12/1 「念願の発表会開催に向けて」
12月が始まりました。
今年も今日まであっという間、年末に向けてはさらに加速していくのだと思います。
さて今月19日、いよいよ2年ぶりの「とどろきアリーナ」での発表会開催です。
「念願の発表会」と言うと大げさに思われるかもしれませんが、コロナ禍、去年は映像撮影形式で、無観客の発表会でした。
この厳しい時期を乗り越え「ようやく」という思いですし、また今年より後援・協賛にご協力頂いた企業様もあり、徐々にですが、活性化していけることを大変ありがたく感じています。
また新たな「オミクロン株」の不気味な気配がありますが、この発表会が無事に終われるよう、万全の準備で当日を迎えたいと思います。
Youtube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、Youtube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Youtube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.
2021/11/4「ラジオ出演にて」
白土新体操クラブの副代表とともに、ラジオ番組「ぐるっ人 川崎」(かわさきFM 79.1MHz)に生出演させて頂きました。 20分ぐらいのコーナーです。
公開許可を頂いたのでアップします。
思いの丈をギュッと凝縮しましたが、うまく伝わりましたでしょうか。ご視聴頂いた皆様ありがとうございました。
Youtube のコンテンツは現在の Cookie 設定では表示されません。"コンテンツを見る"を選択し、Youtube の Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Youtube のプライバシーポリシーをご確認ください。Cookie の利用は、Cookie 設定からいつでも変更できます.
2021/10/18 「新体操NAVIにご紹介頂きました」
「新体操NAVI」という日本中の新体操の魅力を紹介されているYouTubeチャンネルがあるのですが、ここに「 白土新体操クラブ 」が紹介されました。約10分の動画です。
「新体操クラブを運営しています…」と、お会いする人に必ずお伝えしてきましたが、その魅力はなかなか言葉で表現できず、…見て知って頂けるツールができたのは本当に嬉しい限りです。
このギュッと凝縮された動画で、その「白土新体操クラブ」がどんなクラブなのかお伝えできると思います。
なので、この動画を見て頂くために10分だけお時間をください。スタッフも生徒たちも、みんな一生懸命頑張っています!
制作して頂いた、NPO法人日本ビデオアルバム協会の後藤さん、ありがとうございました!!
2021/10/6「出来ること、出来ないこと、知恵と工夫」
色々進めていると「出来ない理由」はいくらでも出てきます。度を超えると、確かにそれはもう「やめた方がいい」のでしょうが、まだ名残惜しければ、簡単に諦める必要はないし、それこそ「出来る理由」を探す。そして人が真剣に考えて可能性を探っていることを決して笑うべからず。
今日受けた相談はやや複雑で、30代中盤、心は女性、体は男性、真剣に新体操を習いたいという話でした。長文メールの最後に「不快感があれば全然、既読スルーして頂いて大丈夫です。」とあり、その一文だけで、彼女のこれまでが偏見と差別とともに存在していたことが伺えました。
電話で彼女の新体操に対する真剣な想いも聞きました。結果として、断られ続けた他の新体操クラブ同様、うちも今彼女を受け入れる土壌がなく、要望には応えられなかったのですが、ちょうどSDGsで「ジェンダー平等を実現したい」というテーマにも取り組み始めた矢先でしたし、何より非現実的でも、勇気を出して頼ってきてくれた人を邪険には扱いたくなく、いくつかの代替案(知恵と工夫)を、そしてささやかなエールを贈りました。
それが選択肢を広げることや、おこがましくもこれからを生きるヒントになってもらえたらいいのですが。
どれも簡単ではないし、実現したとしてもまだ先の話。ただ時間はいつも流れているし、社会もちょっとずつ変わりつつある。夢と現実を天秤にかけながら、少ない可能性を信じ生きる彼女に幸あれ。
2021/8/22 「魅力ある新体操クラブ作りを」
ピアノにバレエ、英会話…本当にたくさんのコンテンツがありますが、「オンラインレッスン」自体は珍しいものでもなくなり、個人的には近い将来、体験型のアイテムとして「楽天」や「Amazon」の商品ジャンルにも加わるのではないかという気さえしています。
ただ新体操に関して言えば、まだそんなに多くはなく、弊社がオンラインレッスンのサービスを会員以外に提供することについて、「それアリなんですか?」と聞かれたことがあります。
新体操の場合、そのクラブごとに指導スタイルも異なりますし、指導者にとっても自分が育てた生徒が他で教わるのは、正直気持ちがいいものではありません。
とは言っても、子どもたちが「いつどこで誰に習いたいか」、その選択はいつだって自由であるべきだと思っています。まして緊急事態宣言で、自分のクラブで練習ができなくなっているのであればなおさらです。
子どもたちは、純粋に新体操が好きで練習をしていますし、上手になって新しい技ができるようになったり、選手になれば試合でいい成績をとりたいと思って励んでいることに変わりはありません。一方では試合に出たくてもそのクラブでは叶わない生徒もいます。
これらに対しクラブが「どうか帰属性を持ってほしい」と思うのは、少しエゴだと思っています(もちろんクラブ愛を持ってもらえることは本当に嬉しいのですが、あまり見返りを期待してはいけないと思うのです)。
ちなみに、今弊社にはアルバイトも含めると、指導者スタッフが10名います。でもこのうち白土新体操クラブ出身の人は3名で、他はみんなそれぞれ別のクラブで経験を積んできた人たちばかりです。
去る者は追わず来る者は拒まず。
いつかはみんな去る時が来る。それが早いか遅いかは分かりませんが、一期一会を大事に、その時々を一生懸命やっていくだけです。
狭い業界だけに、共存共栄は確かに「ある」のですが、その実状に安心せず「選ばれるクラブ」になれるよう、常に競争の意識は持っていたいですね。
それは単純に大会の成績が良ければいいということではなく、魅力あるクラブとは何か、新体操の魅力をどうしたら伝えていけるか、このコロナ禍にあっても、常に考えて実行することだと思っています。
2021/8/15「白土新体操クラブ、全国7位入賞しました」
いつも応援ありがとうございます。
8/12(木)~8/15(日)@群馬県の高崎アリーナにて、全日本新体操クラブ団体選手権が開催されました。その中のジュニアカテゴリーで、白土新体操クラブが7位に入賞しました(126チーム中)。
全国レベルの大会で団体種目の入賞は、白土新体操クラブの発足から34年で「初」です。昨年はオンラインレッスンで繋いだり、試合自体が激減するなど、モチベーションを保つこと、経験を積むこと、色々難しい時もあっただけに、ここまでそれぞれが一生懸命やってきた成果が本当に嬉しいです。
「白土新体操クラブ」は、結果が全てではないものの、結果を出すためにそれぞれが目標を持ってやっています。指導者たちも毎晩練習後、遅くまでディスカッションして頑張っています。
「ナンバーワンにならなくてもいい、元々特別なオンリーワン」それはそうですが、ナンバーワンを目指して努力する姿は、オンリーワンを一層輝かせてくれるものだと思っています。
今月下旬には、神奈川県代表として挑む「関東ジュニア」があります。それぞれの粘りに期待して、ガンバー!!
2021/7/23「東京五輪開幕」
あのドラクエの曲に合わせて選手団が入場した際は泣けました。東京に集いしアスリートや関係者の苦労を思い、またこれから始まる冒険のファンファーレが、あの誰もが知っているメロディーにあったのではないかと思います。
運営側もこれだけ追い込まれた(追い込んだ)状況の中で「つぎはぎだらけ」の演出だったのかもしれないですが、「よくやった」のではないかと思います。
小さいながらもイベントを催す機会がある者としては「なんとか終わってよかった…」が率直な安心感です。
開会式や大会自体は色々言われますが、パフォーマーたちの一生懸命さは感動しました。既に始まっている個々のアスリートの活躍も楽しみです。
この状況でも開催されるオリパラの意味が、スポーツそのものの価値や目的を示してくれる気がしてなりません。
「つぎはぎ」だからこそ織りなせる、素晴らしいパッチワーク作品があります。そういう部分も含め注意深く見守っていきたいと思います。
2021/5/27「試されるオリンピック開催」
6/20まで緊急事態宣言が延長になり、それ以外の地域も準じて引き続き制限が伸びる見込みになりました。
オリンピックについてですが、先日のバッハ会長の「犠牲払わねば」発言には、少々違和感を感じつつも、立場的にオリンピック経済の動向もあるし、かなりの正直ベースで言うと、やはりそういう表現になってしまうのかもしれません。
開催しない or 無観客 or 50%の動員にするか…は来月決定とのことですが、どのみち大赤字確定なのであれば、少しでも選手たちの気持ちが報われる方法を選んでもらいたい理由で、僕は無観客であっても開催をしてほしいと思っています。
スポーツの育成、普及が停滞してほしくない観点からもありますし、また最近、大谷翔平の活躍に野球ファンでない僕ですら、勇気をもらっていること…スポーツが発信する何よりも分かりやすい不思議な力を再認識している次第です。
無観客も簡単ではないと分かりつつも、今回は「このコロナ禍で培った、人々の工夫が試される時なのではないか」、そんな気すらしています。
選手たちは誰のためでもなく、自分たちのためにやればいいし、観る側も自宅で応援すればいい。
規模は全く違えど、僕たちは毎年400人ほどの新体操の発表会を開催していましたが、昨年は「無観客の発表会」なるものを行いました。少し前なら、無観客の発表会なんて常識外れでしたが、従来の常識が常識ではなくなりました。
そもそもの話ですが「緊急事態宣言になったから」とか「オリンピックを開催したらどうなるか」とか、環境のせい(責任)にする一部の考え方が、前々から気になっています。
「明日から緊急事態宣言だから、今日のうちに遊びにきました」
自分や家族の身を守りたいという気持ちは、国の発信に関わるものではないはずで、状況が追い詰められた時こそ、表れるものだと思います。
モラルを含め、言うまでもない当たり前の判断力で生きられる「自分の物差し」をしっかり持てることが、一層大事な時代なのだと思います。
オリンピックは夢を諦めきれなかったアスリートたちが、子どもの頃から一生を懸けて目指してきた集大成です。
できない理由を探すより、できる方法を考え成長してきた姿の代名詞として、僕はどんな形であれ、このオリンピックを一ファンとしてとても楽しみにしています。
P.S
生前、父が言っていたユウェナリスの「健全なる精神は健全なる身体に宿る」という、化学的な根拠があるのかよく分からない言葉が、オリンピックやったほうがいいのではないかいう気持ちの後押しにもなっています(笑)。
2021/5/18「タイアップビデオ撮影」
先週のことですが、某スポーツブランドのコーポレートサイトのタイアップビデオ撮影に協力させて頂きました。
2018年に創業し、昨年から精力的に市場展開を進めているブランドです。ミライポップ・アカデミーも「昨年から」法人化して、コロナ禍の厳しい船出となったので、その苦労たるや想像できますし、この逆境をどうにかして乗り切ろうという意気込みに、心打たれるものがありました。
このブランドの理念には「変化を恐れない」という内容があります。地球最強生物は恐竜ではなく「変化できるものが生き残る」というダーウィン的な考えは、僕もこの1年であらためて感じたことです。
ワクチン接種が始まったものの、収束はまだ先になりそうです。根っこにあるポリシーは意識しつつ、工夫をこらして、しぶとく継続していきたい所存です。頑張りましょう。
P.S 動画は8月公開予定、楽しみです。
2021/5/6「強化練習会 / クラブ外イベント」
昨日、毎年恒例の5月GW3日間の強化練習会イベントが無事終わりました。
この強化練習会とは白土新体操クラブのクラブ内イベントで、
①チャイルドカテゴリー(小1~小4)の選考会を行う
②外部から講師を招いて特別レッスンを行う(今年は元日本代表選手や国際審判講師を招待しました。過去にはロシアや韓国からジュニアカテゴリーの代表監督を招待したこともありましたが、この社会状況で海外から飛行機で来てもらうのは無理でした。)
という内容で、白土新体操クラブで20年ぐらい続いているイベントです。
去年はオンラインになってしまいましたが、コロナ禍の取り組み方を経験していく中で、今年はどうにか現場での練習会ができました。
朝から晩までハードな3日間だったものの、スタッフみんなの協力のお陰で、無事に終わりホッとしています。
今年からはミライポップ・アカデミーとしての取り組みで、外部への新体操指導も積極的に行っています。
元々は地域が気軽に新体操にふれられるようなイベントを催したかったのですが、コロナ禍での難しさがありました。
そこで今回はこの練習会の数時間に、外部の新体操クラブ(緊急事態宣言などで練習ができていないクラブなど)を少人数招くことで、現場でのマンツーマン指導のイベント&オンラインレッスンを開きました。
国内では新体操用マットがある練習場が希少であり、なおかつインスタ(フォロワー今2000?ぐらい)などでいつも見ている練習場に行ってみたいという子たちも多かったため、たくさんのお問合せを頂きました。
結果的にマンツーマン講習の応募に漏れて、オンラインレッスンに流れた方もおり、クラブ外の参加者は両方合わせると30名以上になりました(やはり今スポーツ活動がかなり自粛の大阪からの参加が多かったですね)。
…出来る範囲で色々取り組んでいますが、この仕事をしていて思うのが、やはり飛躍的な成長はなかなか難しく、
「クラファン、マット導入」「テレビ」「オンラインレッスン」「Yahoo!ニュース」…、
などの話題はこれまでたまにありつつも、それはその時の飛び道具であって、軸となるのは、毎日の地味な作業の繰り返しだと、このGW中何かの瞬間にあらためて思いました(笑)。
本当、地味な作業をひたすら地道に続けることですね。
あと今さらもう一つ気付いたのは、指導者ではなく運営側の立場にありながら、こんなに毎日新体操漬けの生活を送っているオジサン、そうはいないだろうなぁ…と、もう腹くくっている話です(笑)。
2020/12/30「有難な年だからこそ」
「難」が無く、これと言って何もなく平凡であることが「無難」であるのなら、今年は「有難」極まりない年でした。
正直、打ち砕かれ、肩を落として歩いた日もありましたが、とにかく少しでもできることを「なりふり構わず」やるしかありませんでした。
昔の人は「難」が有ると書いて、「有難し(ありがたし)」と言ったそうです。
これだけの大変な事態を一概に「有難し」とは思えませんが、逆境からそれぞれを成長させてくれた一面においては、少なからず「有難かった」のかもしれません。
今年、頑張らなかった人はいません。
みんな我慢しました。
この状況に向き合い、腐ることなく成長した人もいます。
「できない理由を探すより、できる方法を考える」
…その人となりは、正念場にこそ試されるもの。
まだしばらく、コロナの収束が見えない中で、これから、時間、場所、環境などに対する様々な価値観が変わってくるのかもしれません。
だから効率的かつ柔軟に対応できるようになることは必要、その一方で、どんな形であれ「気持ち」を持って泥臭くやることがより重要なんだと思うのです。
来年もしぶとくやっていきましょう。
今年も、皆さんのご理解とご協力にたくさん助けて頂き、お陰様でなんとか1年を乗り切ることができました。
本当にありがとうございました。
心と身体を健康に、どうか笑顔でよい年をお迎えください。
2020/12/14「どうやったら出来るかを考える」
先週土曜日(12/12)にZoomで「新体操ジュニアアスリートのための栄養セミナー」を開催しました。
今年の5月、新体操強豪校の専属栄養士(小西彩先生)を招いてクラブ会員向けに開催した初のウェビナーはとてもご好評頂けたので、この2回目はクラブ会員以外の方も参加できるよう、各SNSを通じて告知をしました。
結果23名が受講され、参加された親子の皆さんから、たくさんのお礼メッセージを頂きました。参加して頂き、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。
今年は、このNPO法人を立ち上げたものの、コロナの影響で、やりたかったことの半分も達成できたかどうか微妙です。
それでも、この状況で半分近く実行できたのは、スタッフたちの献身的な協力のおかげ。厳しい局面であっても、「出来ない理由を考えるのではなく、どうやったら出来るかを考える」…知恵と協力と勇気(やる気?)があれば、ある程度やれる手応えを掴めた気がしました。
年明け1月には、市の体操協会からの要請で、中学校への出張指導会も行います。
一つ一つ、ゆっくりですが、今後も現状を維持しながら、できることを増やしていけたらと思います。
2020/11/24「無観客の発表会なんてありえるのか」
11/22(日)、お陰様でなんとか無事に33回目の発表会が終わりました。
今年はコロナウィルス感染予防のため、とどろきアリーナ での開催はとりやめ、無観客の撮影会を行いました。当然150名をいっぺんには集められませんので時間をクラスごとに分けて朝8時半から夜7時まで行いました。
撮影、編集した映像をDVDにして配布するというものです。
「無観客の発表会なんてあり得るのか」
安心安全を優先した結果とはいえ、この形式には、通常開催できないことを惜しむ声がたくさん聞かれました。
こちらとしても日頃一生懸命やっている子どもたちのことを思えば、苦渋の判断でした。
色々な思いが交錯する中、手探りで始めた計画でしたが、なんとか皆様のご理解とご協力を頂き、開催できました。
この判断は夏に行いましたが、結果的に11月からまた爆発的に感染者数が増えてきたので、これで間違っていなかったのだと思っています。
いつも、限りある環境の中でやり切ることをモットーとしています。
コロナであろうとなかろうと「時間」「場所」「環境」は、それぞれ無限に与えられたものではありません。制限のある中でどれだけやれるかが、醍醐味だと思っています。
今年は、本当にこれを試されっぱなしの1年ですが、この考えはこれからも変わりません。
今できることをしっかりやっていきます。
2020/11/11「新風」
あるメーカー様からありがたいオファーを頂き、全く新しいプロジェクトの打ち合わせをしました。
うまくいけば革新的で楽しみ、新体操のPRのなみならずスポーツエンターテインメントの新たな可能性を感じています。
今年は厳しい時期も多々ありますが、全てがマイナスではないと思っています。
(本文と写真は直接関係ありません。)
2020/11/6「新体操の知名度はまだまだ」
最近お話をしていて、
「白土さんのところの体操教室は…」
「白土さんが運営しているバレエ教室についてですが…」
というのが、たまにあります。
新体操は体操(器械体操)ではないですし、バレエとも異なります。「新体操」というワードがまだ出てこないのは、こちらのPR不足も否めませんが、やはり残念です。
ありがたいことに「白土新体操クラブ」は、好成績やクラファン、ネットニュースやテレビに度々出たりする話題性もあって、国内の新体操クラブでは、多少知られた存在になってきました。…が、あくまで「新体操」という括りの、限られた狭い社会での話で、新体操自体知らない&関わらない人にとっては宇宙の果ての一部でしかありません。
もっと新体操そのものが日の目を浴びるようにならないと解決できません。簡単に言えば、日本代表チームが、昨年のラグビーのように、世界大会でセンセーショナルな活躍をすることが、一番の宣伝効果なのでしょうが、勝利は必然ではないため、それだけには頼れません(というか去年、新体操は世界選手権でメダルをとりましたが、それほどメディアには取り上げてもらえませんでした。)
そのため、いくつかの切り口、違った側面からも広報、PRできるアイデアがあれば、協力してやっていくことも必要かと思います。新体操の枠、固定観念にとらわれず、知恵を絞ってやっていきたいと考えています。
2020/9/30「最初の上期を終えて」
9月のある雨上がりに近所で撮った写真です。下の方に薄っすらと虹が出ているのが見えますか。
実はミライポップ・アカデミーのロゴマークには、虹を入れる案がありました。
が、作ってみたら「アメ○ーク」のロゴみたいで、あえなくボツとなりました(笑)。
さて、9月の最終日を迎え、どうにか「無事」に創業1年目の上期を終えました。
ただこの半期を振り返り、何をもって「無事」と表現するのか難しさを感じます。
多くの業種が苦境を強いられる中、大シケの海にイカダを出したようなもの、なんとか舵を右に左にと切り続け、今、小島で少し休息できている…気がします。
この事業の立ち上げにあたり、自分の気持ちを後押しした一つに「命」の重さがあります。
私的なことですが、2018年、2019年、立て続けに悲しいことがあり、人の時間に限りがあること、当たり前のようで分かっていなかった大切なことを、あらためて深く知りました。
限られた時間をもっと有意義に取り組みたい。…それは「命」あればこそできることです。
このコロナ禍、まだ「命」が残されている。それがどれだけありがたいことか。だから冒頭に書いた「無事」とは、やはり「生きていられることのありがたさ」だと思うのです。
少し前に感染者を誹謗中傷する問題がメディアで取り上げられていました。かかる時は誰でもかかる病気です。コロナを憎んで人を憎まず。冷静に穏やかな目、優しい気持ちをもって接したほうが、幸せです。
下期です。
写真に写るこの小さな虹は、「止まない雨はない」を象徴する希望の光のように思えました。一日も早いコロナの終息、そして引き続き皆様の心と身体のご健康を祈っています。
2020/9/18「指導者派遣事業」
少し前にご要望を頂き、スポットで福岡県のBOND RGCさん に指導者を派遣させて頂きました。
限られた時間の実技指導でしたが、今後の発展とご活躍に少しでも貢献できたなら、こちらとしても嬉しい限りです。
試合も練習も、コロナ禍で難しい状況が続きますが、だからこそ、なんとかモチベーションを保とうと、努力している選手たち、指導者、クラブがあります。
そのお手伝いの一つとして、クラブ外に開講しているオンラインレッスンでも、お陰様で北は北海道、南は山口県まで、延べ100名以上の方に受講して頂いております。
今後もリアルな現場、オンラインも含め様々な形で、少しずつ魅力を広め、新体操普及に貢献していきます。
もちろん経験者に限らず、「…新体操って何?」という方でも、興味のある方(学校の体育授業、部活などなど)、お気軽にお問合せください(川崎市外でもぜひお気軽に)。
2020/7/24 「素晴らしい あるリボン団体のお話」
今夜も蒸し暑くなりました。
この季節、大敵となるリボンへの湿気、去年の夏も散々苦しめられました。ひたむきにリボンにアイロンをかける選手の姿は、試合会場でなくとも最後の演技をきちんとやり遂げたい気持ちが感じられます。
中3から小6までで構成され、今年の関東ジュニア、全日本ジュニアを目指していた、リボン団体の6名。
年始めからあらゆる試合が無くなり、さらには関東、全日本が中止になっても、まだ県選手権開催の僅かな望みにかけて、今夜まで頑張ってきました。
しかし無情にも、その大会すら無くなることが決まり、リボンのシーズンは終わりました。
今夜、最後に通した彼女たちの「けじめ」の演技、決して多くないギャラリーは拍手に沸きました。
こんな演技を見せられたら、悔しいですね。目に涙をいっぱい浮かべ、どれだけ一生懸命やってきたか分かります。大きい会場でお披露目させてあげたかった。保護者も指導者も関わった人、一生懸命だった人みんなが悔しい。
いくら一生懸命でもコロナの前には敵わなかった。でも、こういう不条理なことがあるのも人生だと、知っておかないといけない。一方で、努力したことは決して無駄ではなく、素晴らしいものであることも知っておかないといけない。
コロナはいつか必ず終わります。その時、この制限された期間をどう過ごしたか、出来る限りやれたのか、子どもたちは練習や勉強を、我々は仕事を、その真価が問われます。
試合に出て結果を出すことだけが、やり切ることではないのかもしれません。今日が最後と思えば、間違いなく今日彼女たちは、やり切っていました。
保護者の皆様、色々大変な中サポートお疲れ様でした。これからもお子様の応援、頑張ってください。選手の皆さん、リボン団体は解散しても、養われた努力の心はこれからも継続されていきます。
だから絶対に負けず、また毎日のあらゆる「通し」を頑張ってください。
絶対に大丈夫。
お疲れ様でした & ガンバー!
2020/5/31 「感謝」
感謝。
今日を持って、約2か月実施したオンラインレッスンが無事に終わりました(まだ一部、個別マンツーマン希望の方向けのものは継続しますが。)
緊急事態宣言が出て2日後の4/9、「少しでも子どもたちにレッスンを提供できないか」という思いから、手探りでオンラインを始めました。
ほぼ毎日、7名の指導者たちがメニューを相談し、飽きさせない工夫にダンスを組み込んだり、クラスの垣根をこえて担当をローテーションしたり、ZOOMを使った音楽のかけ方や、ネットワーク帯域を少しでも消費しないように、役割を「見せる係」、「音声データを流す係」、「注意係」などで「メイン指導者」、「サブ指導者」に分担したり、できることから少しずつ改善していきました。
当初は「どうなのか?」と思われていた保護者様や生徒もいたと思いますし、それは正直こちらも100%払拭できる自信はありませんでした。指導者たちも最初の頃は内心緊張していました。
少し話がそれますが、これまでの自身の経験に電話営業というものがありました。
電話営業は、対面とは違いそこに商品もなければ、顧客の表情が見えるわけでもなく、ただ神経を口と耳に集中して商談を進めていかなければなりませんでした。
今回実践したものも、リアルの練習場を離れ、画面を通じて、その温度感を探るという意味では、近いものがありました。
ただ、対面だろうが電話だろうが、営業でまず大切なことは、一生懸命やるといういこと。それさえあれば何でも売れる…とは言いませんが、逆にそれがなければ何にも売れません。
僕が指導者たちにお願いしたのは、「うまくやる」ことではなく、いつも通り一生懸命、真面目に熱のこもった指導をすること。それは画面を通じてでも、きっと生徒たちに伝わるという想いがありました。
4月下旬、うちのオンラインレッスンの噂を聞きつけた、外部のたくさんの方からお問合せを頂くようになりました。
これもまた新しい試み、NPO法人として社会貢献のつもりで、5月入ってからは、他クラブや一般のお子様にもオンラインレッスンを提供しました。
この一か月の間には、日本中から100名近くのお子様たちが集まり、最後にはたくさんのお便りを頂きました。この僅かな出会いが、お子様たちの思い出に長く刻まれたら嬉しい限りです。
この前、副代表も白土新体操クラブのブログに書いていましたが「STAY HOMEだけど行動を!!」。
人はいつでも限られた条件の中で生きています。その中で「どれだけやり切れるか」、「悔いなく力を出し切ったか」、それが何より大事なのではと思っています。
手前味噌ですが、この約2か月、一生懸命頑張ってくれた指導者たちに感謝。
そして、飽きることなく、このオンラインレッスンに参加してくれた、クラブ内外のたくさんのお子様たちにも感謝しています。
明日から少しずつ通常通りのレッスンが再開します。何があっても多分大丈夫。宜しくお願いします。
2020/5/22「栄養セミナー」
今日は前からやってみたかった「栄養セミナー」を開催しました。
こんな状況なのでオンライン上にはなってしまいましたが、少なくともNPOを立ち上げたら、やりたかったこと。
新体操に精通している専門の栄養士さんを探してきてくれた副代表にも感謝。35名参加してくださった、保護者や生徒たちもご満足頂けたようでよかったです。
2020/5/22 「オンラインスポーツ大会」
今朝「オンラインスポーツ大会」なるものを視聴しました。テレビゲームをネットで繋いで対戦する「eスポーツ」とは別物で、ZOOMなどのビデオ会議システムを使って、各自、スポーツの技やスコアを競う大会のことです。
少し前に読んだ記事だと、バスケのゴールだけを競うもの(ドリブルなどの激しいアクションは無し)や、ダンスの技を競うものなどがありました。
仕事時間の都合で、1時間ぐらいしか視聴できませんでしたが、今回、視聴したのはアメリカで行われた「新体操のオンライン大会」です。
内容はバックルバランスなどの技のキープ時間を競うもの。出場選手は主に各家庭から参加している小学生たちです(日本から参加している子も数名いました)。
実際の遠征だと時間もお金もかかりますが、ワンクリックで国境すら無料で越えられてしまうことに、今さらながら関心しました。また、この状況下においてどうやって盛り上げていくか、生き残るかを考え実行した主催者は素晴らしいと思いました。
一方、前もって想像していたものの、やはり日頃見慣れたオリジナルの新体操とは、あまりに違うもの。頑張っていた選手たちには申し訳ないですが、そこに華々しい曲や衣装、躍動感はなく、「物足りなさ」、もっと言えば「寂しさ」も感じました。…しかし、これはもう先入観を捨て、オリジナルとは全く別のもの、別の新しいスポーツと割り切って向き合うべきなのかもしれません(比較はナンセンス)。
徐々に緊急事態宣言が解除されていきますが、やはり今しばらくはコロナと向き合う過ごし方が現実的です。
スポーツに関しては、先日、夏の甲子園の中止が発表されましたが、とにかくたくさんのスポーツイベントや試合が、中止、あるいは延期を余儀なくされています。
今、少し注目され始めた「オンラインスポーツ大会」。
うち(ミライポップ・アカデミー)が行っている新体操のオンラインレッスンもそうですが、もしかしたら、これはオリジナルのオプション的な存在ではなく、今後確立されていくかもしれない、…そんな可能性はやはり捨てきれません。
2020/5/20 「オンラインレッスン実施中」
「Yahoo!ニュース」や、「タウンニュース」等でも取り上げて頂きましたが、オンラインの新体操レッスンを毎日行っています(1週間のコマ数は約30個です。)
当初は画面を通じて、どこまでリアルな内容ができるか不安もありました。普段行っていることをそのまま自宅には持ってこられないので、可能な部分(丁寧なストレッチ、簡単なダンス、手軽にできるボール操作など)をピックアップしてじっくり1時間かけて行うことで、日常とは違った魅力のレッスンを提供できるようにと考えました。
毎回何かしら課題は出てきましたが、それは8人のスタッフたちが一つずつ改善していくことで、1-2週間もするとだいぶクオリティが上がってきたと思えます。
今、YouTubeなどの視聴型のレッスンやカリキュラムを提供している教室は多いですが、やはり一方通行ではなく、その場でコミュニケーションをとり、できていないところがあれば、リアルタイムに指導できるかどうかは大きな違いです。
4月の中下旬になると、クラブ会員以外の方から「受けてみたい」というお問合せが多く寄せられるようになり、今月からクラブ会員以外の方も、ワンコインからコンテンツを受けられるようにしました。
今この2週間で受講された方は延べ約100名になります。
中には、新体操は初めてで、ただ「体を動かしたい」というご要望で参加されているお子様もいます。こちらが思っていたよりも、このステイホーム期間の運動不足の課題は切実だったのかもしれません。
体を動かすことが大好きなお子様、運動不足のストレスを解消したい…そんなお子様がいる方(小学生以上の女子)は、宜しければ一度参加してみてください。
2020/5/1 「タウンニュース掲載」
オンラインレッスンなどについて、タウンニュースさんが取り上げてくださいました! ちなみに取材は、やはりこのコロナの影響もあり電話で受けました。
2020/4/29 「一般の方向けにもオンラインレッスンを開始します」
緊急事態宣言が出て以降、白土新体操クラブはオンラインレッスンに切り替えて活動を続けていましたが、ここ最近、新体操をされている方、されていない方、クラブ外のたくさんの方から「白土のオンラインレッスンを受けてみたい」、「子どもが運動不足でだんたんストレスが溜まってきている」などお問合せを頂いておりました。
今、私たちが何か社会のためにできること。
それを考えた時、クラブ会員以外の全国の子どもたちに向けても、運動プログラムを発信することだと決断しました。
今のところ、小-中学生の女子に限られますが、新体操を全くされていないお子様も楽しんでもらえるようなプログラムを考えました。
オンラインレッスンはその時々にタイムリーにレクチャーできることが大きなポイントです。
2020/4/22 「Yahoo!ニュースに掲載されました」
Yahoo!ニュースで、白土新体操クラブの対コロナウィルスの取り組みが取り上げられました。ありがとうございます。
2020/4/20 「ジムラブに掲載されました」
このコロナウィルスの状況の中での白土新体操クラブの取り組みが、新体操専門サイト「ジムラブ」に掲載されました。
2020/4/19 「ミライポップ・アカデミー設立」
以下、かなりの長文になり失礼します。
新型コロナウィルスの影響で、世界中が大変な状況になりました。
新年度が始まったものの、春を楽しむ余裕すらなく、苦境に立たされている人々が本当に多いと思います。
それは新体操の世界も例外ではなく、多くの試合や練習会などのイベントが相次いで中止になりました。白土新体操クラブも残念ながら、毎年この時期恒例の「白土カップ」と「強化練習会」を中止せざるを得なくなりました。通常レッスンも休講し、なんとかオンラインレッスンで子どもたちに最低限のケアをしている状況です。
本当ならば今年の今頃は、目前まできたオリンピックに、日本のスポーツや経済は歓喜に満ち溢れていたはずです。でも現実は真逆になってしまいました。
このような混沌とした状況の中で「何考えてるんだ」という声を頂きそうですが、私は4月から「特定非営利活動法人(NPO法人)ミライポップ・アカデミー」という会社を設立しました(ホームページは近日オープン予定です)。
この会社は、川崎市宮前区を中心に活動する「白土新体操クラブ」と「シェリー新体操教室」の運営を主に行うNPO法人で、私、白土祐史が理事長を務めさせて頂きます。
この会社のミッションは2つの新体操クラブ運営の他に、地域スポーツを含め、少しずつ新体操の普及やそれをとりまく環境改善に繋がるような活動を行うことです。
当初の予定では、小中学校の体育授業や部活動からリクエストがあれば、指導者を派遣し、新体操の魅力や技術などを楽しく広められたら…などと思っていましたが、やはりこの社会状況では、ほぼ実践困難です。
そのため、今違った形でのプロジェクトを進めています。子どもたちのために、出来る範囲で少しずつ貢献していきたいと思いますので、ぜひ温かく見守ってください、宜しくお願いします。
この会社についてもう少し紹介させて頂きます。元々存在している「白土新体操クラブ」は、1987年に発足して今年で33年目になります。今はもう無くなりましたが、宮前区鷺沼の小さなスポーツジムの2階にある卓球場をお借りし、ご近所のお子様5~6人からのスタートでした。それが今日まで続いているのは、その時その時の保護者様や関係者の方々など、たくさんの人に助けて頂きながら、一日一日を地道に走り続けてこられたからです。私自身もこのクラブに携わって今年で8年目になり、日々それを感じています。
お陰様で今では幼児から高校生まで約150名在籍し、年1回とどろきアリーナで開催する発表会にはOG含め約450名の方が集まるようになりました。2016年にはクラウドファンディングでクラブ内外多くの方からもご支援を頂き、新体操用マットの導入もできました。私たちはこのクラブがこの地域で親しまれるものとして、あとさらにもう30年続けられるにはどうしたらいいかを考えていました。
本当はJリーグのように「100年構想」と言えたらいいのですが、うちのような小さな組織はいきなり大風呂敷を広げられません。ただ、今まで30年やってこられたのだから、せめてあと30年。今の環境に満足せず、たとえ練習場所が変わろうとも、指導者が変わろうとも、同等以上のクオリティで、子どもたちに新体操のレッスンをしていきたい…、また時に「港」のようなクラブとして、OGたちが気軽に顔を出せるクラブにしたい…、そういう色々なこと考えた結果、思いたったのが「NPO法人」という一つの選択です。
とはいえ会社設立のタイミングが、まさかのこんな状況の中でになるとは想定外でした。しかし、それはそれで今後あらゆる障害に負けない運営をしていかなければならない啓示として受け止めています。この難局は試練で、何か試されているような気さえします。これを乗り越えれば、私たちはさらに強くなれる。
社名の「ミライポップ・アカデミー」には、「未来に輝き はじけるような人を育てたい」という意味を込めています。キャッチコピーは「Put Out Power」。≒「力を出し切る」という意味で、これは、いつの時代も当クラブが新体操指導を通して大切にしてきた思いです。…余談ですが「Put Out Power」を略して「POP=ポップ」になっていることも付け加えさせて頂きます。
この新型コロナウィルスの件が長引けば長引くほど、多くの新体操クラブは苦境に立たされ、もしかしたらたくさんのクラブが消滅するかもしれません。でも私はこのクラブを消滅させない、新体操を好きな子どもたち、新体操に夢を持つ子どもたちのために絶対に残します。私たちは、こんな時だからこそ未来を信じ、夢を語りたい。
これからも皆様への感謝を忘れず、そしてこれまで培ってきた大切な思いは変わらずに、また一日一日を走りながら、いい方向に向かっていけるようスタッフ一同努力して参ります。今後とも引き続き、ご愛顧頂きますよう宜しくお願い致します。また皆様もくれぐれもご自愛ください。心と身体のご健康をお祈りしています。